写真館

 

平成25年 式年遷宮事業

式年宮に合わせて、社殿や境内の改修。造営事業が行われました。


拝殿正面の鳥居の前に2基ある常夜灯の土台石を改修。長年経って沈み込んでいたものを引き上げる意味でも必要でした。コンクリート製から『赤崩石』と呼ばれる常夜灯本体と同じ石になりました。事業部の佐藤氏が赤崩れから探し出してこられた石です。


拝殿東側に収納庫を増築しました。予算と、外観でかなり苦労されましたが、立派な外観の収納庫になりました。以前あったコンクリート壁がなくなりすっきりした印象です。高山工務店さんに工事していただきました。


増築された収納庫の内部です。引き戸で自由に開閉できます。


拝殿前面の入り口にガラスの引き戸を入れていただきました。特に冬期間扉を開け放すと拝殿の中はとても寒く、元旦の御祈祷なども参拝者に寒いを思いをおかけしていましたが、冬季これを閉めておけば、寒さはかなり防げると思います。


二ノ鳥居。東町通りから抜ける参道の中ほどに新しく建立されました。鳥居が三つになったことで少し風格が増したように感じます。材料の杉の木は、遠藤様よりの寄贈です。

社殿正面の参道も整備していただきました。コンクリートを打ち直し、砂利も整備なりました。

境内の雪椿を整えて、さらに周囲に立派な石が配置され、美しくなりました。庭石は施工した今井造園様より奉納いただきました。

拝殿前の鈴の緒を、東町婦人神明講の皆様より奉納いただきました。合わせて鈴も汚れを落とし、磨きをかけました。新品に近い銅色が現れ、刻印も読み取れるようになりました。ちなみに昭和4年に奉納されたものでした。

拝殿前にお祭りの時に張る幕も新調なりました。前は横までの長いものでしたが、今回は突き出し部分だけ覆うよう短くしました。張る作業が楽なのと、両脇の戸を開けたとき中が見えるし、風通しもよくなりました。