いやぁ、面白かったです。 難しい表現があって、一度観ただけでは理解できないかも知れませんが、とにかく面白いです。 私が「パルプフィクション」で好きになったサミュエル・L・ジャクソンと、「セブン」や「ユージュアル・サスペクツ」で私の心を虜にした、ケビン・スペイシーの共演ですよ! そう言えば「プラクティカル・マジック」も、サンドラ・ブロックとニコール・キッドマンの共演で話題を呼びましたよね? 2大スターの共演って難しいんじゃないかと思うんですけど、「交渉人」での2人は、お互いに個性的で、それでいてお互いを引き立て合っているように感じました。 まさに「名コンビ」だと思いましたよ! (笑) 日ごろの生活ではあまり馴染みの無い、「人質交渉人」についても知る事が出来る映画です。 さあ、あなたも映画館で「交渉」されてみませんか? |
「一言では言い表せない映画。」・・・そんな感じです。 キューブリック監督が最高傑作として世に残していった映画、そのテーマとは? 監督は観客に何を感じとって欲しいのか? また、監督の意思ではないにせよR指定の映画にした意味は?
様々な疑問を残しつつ、なにかが心に残る。 「この映画って、なんだったんだろう?」と考える人もいると思うが、「この映画の言いたかった事って?」と考えた時、その人はこの映画にハマッてしまったと言えるだろう。 そしてもしかすると、そう考える事こそがキューブリック監督の望んだことなのだとしたら・・・ 私達は皆、監督の術中に見事にはまってしまっているのだろう。 美しいばかりの女性の裸体。 緊張感を10倍にも20倍にも膨れ上がらせる、ピアノでの音響効果。 「2001年宇宙の旅」で監督のファンになった人には答えようの無い「キューブリック・ワールド」が広がっています。 |