焼きそばの話題といえば お祭りの屋台のソース焼きそばの風情位が
脚光をあびる位で 本来の中華料理としては 軽んじられている。
種類も豊富で 味の幅も広いオールマイティーな焼きそばであるが 脇役になっている。
そんな焼きそばの地位向上と名誉回復の旗頭として ここに焼きそばのホームページを創立しました。
焼きそばに関するホームページは まだどこにもなく
世界最初の焼きそばホームページです。
このHPは、最近はやりの焼そばでの町おこしの為の仕掛けではなく 純粋に焼そばを愛するあまり
「日陰者の焼そばに愛の手を!」をモットーに、焼きそばの地位向上に努めるものです。
また 情報も求めていますので 是非 お薦めの焼きそば情報をお寄せ下さい。
栄光の焼きそばを求めて 今日も行く。
Last Up Dated On 2007.05.03
まったくのシンプルスタイルで、具はキャベツと豚肉のみで
ちょっと堅めの麺である。
麺は 二度蒸し麺で ポソポソしており、縮れといる。
その食感は これと同質のものと出会った事がないというもの。
メニューも 焼きそばと玉子入り焼きそばの二品だけ。
でありながら個性的。
麺そのものの美味しさが味わえる焼きそばであり、40年以上変わらぬ味。
酢をかけても合うし 私自身の最も好きな食べ方は
冷めてから醤油を数滴たらして、一口二口食べるのが好きである。
ここの決め手は 塩である 焼そばの基本は 塩の使い方にある。
山形県南陽市宮内2638 菊の園 TEL 0238-47-2418
確かに外観は洋食屋さんである。
メニューもステーキやビーフシチュー
シーフードサラダやハンバーグ
シェフにおまかせコースなど
普通焼きそばを食べるお店と
あきらかに違うメニューばかり。
でもそんなメニューの真ん中に
あんかけ焼きそばという文字が鎮座していた。
夜の部開店したばかりで、誰もお客様はいなかった。
お昼食べていなかったので
「ビーフシチューとシーフードサラダ それに焼きそば」と注文すると
当たり前のように オーダーをとっていった。
(焼きそばを注文しても 全く動じない)
我々の後から来た顔馴染みの二人連れのお客様も 焼きそばを注文していた。
(常連さんが食べるのだから心配ないぞ)
そして出て来た焼きそばは、これだ!
でかーーーーー! 直径30cmはあるお皿である
今まで食べた焼きそばの皿の中で最大。
そして焼きそばは あんかけである。
そのあんも、硬めではなくスープに近いあんであり
後のお客さんは、レンゲであんもスープの様に食していた。
薄味であり、非常に上品な焼きそば。
具材も多く、竹の子・椎茸・木くらげ・人参・白菜・ネギ・海老・いか・うずらの卵
10種類も入っており、麺そのものはそんなに多くないが
薄味のあんとマッチしており、少しも口飽きする事がない。
これはホテルに入っている中華飯店の上品な焼きそばそのもの。
そんな味を町のレストランで食べられるのが、とても不思議。
(きっとまかないで食べていたものを、お店のメニューに加えたのだろうな)
おかみさんに聞いてみると
シェフが美味しい焼きそばを食べて、こんな焼きそばを自分の店でも出したいと
開業する時から洋食用の厨房の他に 中華用を別に設備を設置したとの事。
美味しいものを食べて欲しいという意欲が充分に感じられる逸品(950円)でした。
福島県郡山市日和田町字南原2-270 レストラン三國 024ー958ー5303
確かにお店の看板は堂々と
兼平焼きそば店
となっている。
これは楽しみ!
いざお店の中に入ってみると、予想とちょっと違っていた。
ラーメンはあるわ かつどんはあるわ はたまたおにぎりからハンバーガーまで。
そして焼きそばは
100円
150円
200円
300円
500円の5種類。
カップ焼きそば並みの100円とはどういう事なのか???
もともとは駄菓子屋の様に、子供さんが中心だったので
どんどんアイテムが増えていったとの事。
100円は子供用の少量サイズという事で 普通は300円という。
それがこの画像です。
麺をソースで炒めた後に野菜を後乗せする焼きそばで、初めての食感。
平打ちのストレート麺でかんすいも少なくややうどんに近い
これが黒石の焼きそばの特徴。
しかも蒸し麺ではなくゆで麺で
一度水洗いしてから炒めるから柔らかい。
後乗せの野菜はぐったりしておらず、
そのシャキシャキ感が麺の柔らかさを補うバランスが良い。
炒めた麺を一旦保温用のジャーに入れるのは、
多くの注文あった時野菜を盛り付けるまで麺が冷めないようにとの配慮との事。
そして300円でもかなりの量には驚く 間違っても500円はお腹に厳しいよ。
隣にあるのは、4種類の具の入った「味噌おでん」 これで100円!
商売を初めて40年 こういう地元に密着する焼きそばが本来の焼きそば。
がんばれ!兼平焼きそば店!
兼平焼きそば店 青森県青森市浪岡大字浪岡字細田19 TEL 0172-62-3185
山形にも「ラーメン焼きそば」を看板にしているお店がある。
特に有名なのは塩原温泉の「スープ焼きそば」であろう。
黒石の「つゆやきそば」は今までの経験した味から見て、どれに近いだろうか?
青森の人に聞くと、かなり混んでいるとの話しであったが、
実際4時半頃行ったけど、満席で15分余り待たされた。
お店は普通の町の食堂で、店内の天井には
ねぷた祭の灯ろうの勇壮で色鮮やかな武者絵の大きな凧が吊るされていた。
(このお店のご主人は、凧・ねぷた絵師で、この凧は津軽凧というもの)
そして期待のつゆ焼きそばは、山形のものとは一味違っていた。
麺そのものが、黒石焼きそば特有の平打ちストレート麺であり、
スープもラーメンというよりもうどんとラーメンの中間といった感じである。
特にあげ玉が入っており、そこからの油分は全く味を邪魔していない。
スープと麺のコンビネーションが取れており、喧嘩していない。
スープそのものは鶏ガラやにぼしなど普通のラーメン用のものを使い
醤油味に仕上がっているが、ここでもソース味が邪魔する事もない。
かなりいける味で、ここまで調和させるのには苦労したのだろうと推測される。
来る前までは、焼きそばの色物として寿命は短いのではと心配していたが、
これはしっかりと根付いていくと思われる。
(ゆで・蒸し・揚げの三種類の麺の中でも、ゆで麺のみがなせる技であろう)
お食事処 妙光 元祖つゆやきそば 600円
青森県黒石市元町66 TEL 0172ー53ー2972
焼きそばの場合 茹麺を使用したり蒸し麺を使用したり いろいろなバリエーションがある。
ラーメンは麺を茹でて調理するのだから、乾麺でも十分である。
その茹でた麺を炒めるのあれば、乾麺でも十分に焼きそばが出来る。
今回の「上州太田名物 呑龍太焼きそば」は
太田市のお土産としての開発商品であるが
普段食べ慣れた蒸し麺とは一味違うもちもち感のある
ちょっと変わった焼きそばである。
中華麺に使用される強力粉が水と混ぜ合わされて、
そのタンパク質がグルテンに変わり、
さらに乾燥される際に熟成されるためだろうか、こしの強さが違う。
茹で時間も5分ほどで出来上がり、野菜と一緒に添付されたソースで炒めれば出来上がり。
若干ソースが濃いので 少なめに使えば、今まで味わった事のない味が楽しめます。
麺 100gx6 粉末ソース6袋 定価1000円
群馬県太田市台之郷町1115 赤城食品株式会社 TEL 0276-22-4371
確かに、ちょっと変わっていました。
NO-14 福島市たけやの焼きそばの様に、味付けが変わっています。
出来上がった焼きそばは、ほんのりと味付けされているだけ。
自分のお好みに、ソースをかけて調整しながら食べる。
だからそのままでは、かなり味が薄く、
調理の際に、ラードを使っているので、
少しもそもそとしているが、普通と違って麺の味が良くわかる。
濃く味付けするよりも、少しだけソースをかけて、
麺の旨みを噛み締めると美味しい。
コショウも塩も少なくが、味をまろやかにするため、お酢を少々使っているとの事。
この味付けは経験した事のない。
セットメニューも豊富だが、食べたのは焼きそば定食
焼きそば・カレー・サラダ・天ぷら・みそ汁・漬け物 それに果物とバラエティー。
これで680円は安い。
山形市城西町1-6-6 ごはんですよふなやま TEL 023-644-1811
こんなメールが入り、調べたら、今も小田島町にお店があった。
早速食べに行ってみました。
カレー焼きそばを注文しょうとして、メニューで焼きそばの欄を見ると
焼きそば 400円(カレーナ・ナポリ・ソース)
二色焼きそば 500円
特製焼きそば 500円
ナポリって ナポリタンみたいなの?と聞くと ちょっと甘めのトマト味との事。
それではとカレー味とナポリ味を2つ注文すると、それなら二色焼きそばにすればと言う。
二色焼きそばとは画像の様に、
カレーとトマトソース味が一度に二つ楽しめる驚くものだった。
カレーの黄色とトマトの橙色が、お互いの陣地を守るかのように
しっかりと味の違いが出ている。
以前は、その他ホワイトソースの白色もあったけど、今は止めてしまったとの事。
ちょっと辛いカレー味 ちょっと甘めのミートソース風のトマト味。
麺はお店で蒸かしているストレート麺
その麺を炒めるというより、
豚骨とカツオや煮干しのスープで茹でるように炒めたもので
普通のようにソースや塩・コショウで味付けたものではなく
上にかけたソースで食べる焼きそばでした。
もともと新潟にあったチェーン店だったけど、今は独立してやっており
新潟ではもうカレーナもナポリも止めてしまったとの事。
それにしても 新庄で3店目で どれも個性がある焼きそばばかり。
ホワイトも食べてみたかったな〜〜〜
とても優しそうなおばちゃんでした がんばれ!ラーメンタカノ!!
山形県新庄市小田島町6-59 ラーメンタカノ TEL 0233-22-9183
***編集部註 駐車場がないので、新庄市ふるさと歴史センターに車を停めると良い***
石垣島から船で10分のところにある南海の小島、竹富島の竹富島の焼きそばは、
あさひレストランという食堂で食べました。
最近新築オープンした店で、広い庭で食べることもできるちょっとおしゃれな店でした。
焼きそばの麺は、八重山一般の丸麺ではなく、細めの平麺で構成されていました。
具材は一般的なキャベツ、にんじんのほか、沖縄らしく豚肉と、
八重山のアイデンテイテイ・かまぼこがどさっと入ったものでした。
食べてみてまず???
味つけが一般的なソースではなく、醤油っぽい味付け。
麺の感じはうどんとラーメンの中間みたいな感じなので、
どちらかというと焼きうどん
テイストが強いかなー? という感じでした。
ただ、沖縄料理はおしなべてそうなんですが、
油を多様する割にはあまりくどくない味付けであっさりしていましたよ。
酒飲むときは焼きそばがいいけど、
昼間はスープもおいしい八重山そばのほうが良いかなーと思った次第です。
これは泡盛とセットで楽しむ焼きそばだなー、とおもいつつ竹富島を後にしました。
沖縄県八重山郡竹富町字竹富541 竹富島ガーデンあさひ TEL 0980-85-2388
***編集部註 東京出身なのにウチナンチューとまちがえられる男、偽比嘉が取材しております。***
***編集部にこんなメール(焼きそばNO-22)が以前の届いており、詳しくはTOPSY TIMES本誌に取り上げます。***
やはり量は多い焼きそばでした 今まで食べた普通盛りの中では一番かな。
でもあじわいラーメンほどじゃないから、よかった・よかった。
ちょっと味が濃そうだな〜〜 食べられるかな〜〜〜
一箸入れ、口にすると やはり味は濃そうだ。
一口二口 なんだ〜〜〜これは???
麺はラーメンの麺を茹でて炒めたもの。
野菜のシャキシャキとして美味しい!
そして玉ねぎが入っている だから甘味があるのか???
キャベツもシャキシャキしている。
人参は火が入っていて、これは湯どうししてある。
そうだ!この甘味は玉ねぎだけじゃなく、
シャキシャキした野菜から来る甘味だ。
だからちょっと濃い味付けの麺も、
野菜の水分と甘味で中和され絶妙な味に仕上がっている。
こんな野菜の美味しい(野菜炒めの美味しさ)焼きそばは、今までに味わった事がない。
麺を炒めるのと野菜を炒めるのは別工程で最後に炒めた麺の上に乗せているようだ。
久々に感動のある焼きそばに遭遇しました。
是非 食事処あじわいに行って、この感動を経験してみて下さい。(750円)
山形県鶴岡市宝田2-4-21 食事処あじわい TEL 0225-24-3639
でも変な緑色がまだらに麺に色が付いている なんだこれは???
ここは沖縄料理のお店 だからこれは例の沖縄そばの焼きそばか(NO-22 参考)???
お店の人に聞くと、よもぎ入りの沖縄そばの焼きそばとの事。
沖縄そばは、そばと言ってもそば粉なんて全く入っていない小麦粉100%の麺で
まあうどんと言ってもいいだろう だから炒めると焼きうどんの様なもので
全く違和感がなく、くせもない。
他の人に食べられてしまって3口しか食べられなかったので
再度挑戦してみるつもりです。
今回は、私にとっての初ものとしての掲載となりました。
東京都品川区東五反田4-9-7 結まーる TEL 03-3445-5430
メニューは焼きそば・月見焼きそば・オム焼きそば・キムチ焼きそばの4アイテム。
席数も最小ならば、価格も今までで最安値の350円(焼きそば)。
コンビで売っているパック焼きそばとたいして変わらない価格。
それでいて、オーソドックスな「これぞソース焼きそばの王道だ〜〜〜!」という味
まるで東京下町のもんじゃ焼きの様に庶民的で万人に好まれる味である。
二度蒸しした麺をたっぷりの出汁で蒸すようにして炒める。
これは、N0-8 NO-15 NO-36のお店に共通する炒め方。
その結果として、あの懐かしい味が、ぷ〜〜と鼻をくすぐり
夜店の味というか屋台の味と生み出している。
営業時間は11時半か〜午後2時 そして午後4時〜7時まで 駐車場は2台だけだから 更に注意が必要。
山形県山形市飯塚町1355 (株)松田製麺所 TEL 023-643-7133