中山胃腸科内科医院logo_small 来院された方にお配りした資料

 
中山胃腸科内科医院をご利用の皆様へ (65)
 
発熱・感染症の診療と専用室の設置について
 

新型コロナウイルス染症は第3波の感染拡大により全国で多くの医療体制のひっ迫をひき起こしています。国ではインフルエンザや通常の風邪との同時流行に備え発熱患者の診察体制確保事業を開始していますが、当院も昨年11月より
「新型コロナウイルス感染症診療・検査医療機関」
の指定をうけ
(すでにお気づきの方も多いと思いますが)、 医院1階の駐車場の奥に発熱者専用の診察室を新たに設けて感染症の診療やPCR検査を行っています。
 感染症のための診察室を分けることにより、
新型コロナを含む感染症が疑われる患者様を受け入れ、検査を随時行うことができること
は大きな利点ですが、もう一つ大切に考えていることとして、
慢性疾患などで定期的に治療を受けられている患者様に、発熱等感染症を疑う患者様との接触を避け、安心して通院していただけること
があります。

 当地区では新型コロナウイルスの感染がほとんど見られないにもかかわらず、ウイルス感染の心配による受診の抑制によって本来治療すべき病気の治療が制約をうけたり病状が悪化する状況は、極力避けなければなりません。このことを最重要課題として、従来と変わらず下記のような体制で日々の診療を行う所存です。

症状のある方への対応
発熱や咳・のどの痛み・全身倦怠感などの呼吸器感染を疑う症状がある方には、自宅や自家用車内など医院外から電話でご連絡をいただき症状を確認したうえ、医院到着後は1階駐車場内の専用診察室で診察をさせていただきます。この際に症状の程度・新型コロナ流行地への移動・感染者との接触の可能性などを勘案し、必要に応じて新型コロナウイルスのPCR検査をその場で行わせていただきます (検査結果の判明は翌日午後になります)。治療薬の処方も同じく診察室内で行います。

胃・大腸の内視鏡検査について
日本消化器内視鏡学会から一時は、内視鏡検査による感染拡大防止のため不急の検査は行わないなどの厳しい感染対策が求められていましたが、現在は感染の低リスク者については従来通り必要な検査を行うことが勧められています。

検診や予防接種について
昨年度から始まった胃がん内視鏡検診をはじめ、当院で行う米沢市の個別健診や、肺炎球菌ワクチン接種・風疹抗体検査とワクチン接種などは通常の実施をしています。


令和3年1月


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