中山胃腸科内科医院logo_small 来院された方にお配りした資料

 
中山胃腸科内科医院をご利用の皆様へ (63)
 
当院の新型コロナウイルス感染予防対策について
 
 新型コロナウイルス感染症は、非常事態宣言がなされた4月8日以降、26日現在でも日本各地で200人以上の新たな感染例が報告されています。特に東京都をはじめとする感染蔓延地域においては重症者を治療する医療現場の切迫した状況が日々報道され、不安の日々を送られている方も多いかと思います。このような状況の中で、
幸いなことに「感染源が特定できない市中感染の蔓延地域ではない」当地に在って、
「コロナウイルス感染症を治療する医療機関ではない」
当院がなすべきことは何か。
 ウイルス感染の心配による受診の抑制によって、本来治療すべき病気の治療が制約されたり病状が悪化する状況は極力避けなければなりません。一方症状のない感染例も報告されていますので感染リスクを完全に除外できるものではありませんが、
「充分な感染予防対策を行った上で今できる外来診療を継続すること」
が当院の現在の役割と考えます。  当院で行っている感染予防対策は以下の通りです。

1.来院されたすべての方への対策
 来院した方全員に、手指のアルコール消毒と検温をお願いしております。
 医院待合室は1時間に数回、換気のために窓を開けさせていただきます。
 医院受付には透明ビニールの全体遮蔽を設置し、スタッフは全員がサージカルマスクと、遮蔽のある受付以外ではフェイスシールドを装着して対応させていただきます。これは万一ウイルス感染が発生した際に、担当者も濃厚接触者とみなされることを防ぐための措置です。
皆様のご理解ご協力をお願い致します。

2.症状のある方への当院での対応
 発熱や咳・のどの痛み・全身倦怠感などの症状がある方には、電話で医院外からご連絡をいただき、車の中または1階エレベーターホールで最初の対応をさせていただきます。この際に、定められた新型コロナウイルスのPCR検査対象に該当するか、当院医師が検査必要と判断した方には、こちらから置賜保健所に連絡をし、その後は指定病院でのPCR検査をするかどうかなどは保健所の指示に従っていただきます。一方感染のリスクが低いと判断できた方は、当院内での診療をさせていただきます。
3.胃・大腸の内視鏡検査について
 日本消化器内視鏡学会から、感染のリスクの程度に応じて厳しい感染予防対策が求められています。当院では検査を受けられる方が感染の低リスク者であることを確認し、検査の必要性と実施時期を慎重に検討したうえ、医師と介助者共にフェイスシールド・サージカルマスク・手袋・キャップ・袖付きガウンを着用して検査を実施しています。
4.検診や予防接種について
 昨年から始まった胃がん内視鏡検診をはじめ、米沢市から委託され当院で行うすべての個別健診は、少なくとも6月末まで休止中です。その後の情報をご確認ください。なお住民健診・職場健診での胃がん二次検査(内視鏡検査)は上記の通り実施しています。
 肺炎球菌ワクチン接種・風疹抗体検査とワクチン接種などは通常の実施をしています。

令和2年4月



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