2004年9月


★9月(忘れたしまったのである)日★
☆☆雄国山☆☆
単独行、晴れ、往復4時間

 頂上が1400メートルも無い。
 ハイキングにぴったりで、実際大型バスで団体がやってくる。
 中高年の方にはちょうどよい山なんだよな。

 今回は、あるプロジェクトを実行しようと・・・
 ラビスパ(いつも空いていて良い温泉なのだが、税金の無駄遣いのような気がしないでもない))の駐車場に車を置いて、そこからバスに乗って雄子沢口登山口まで行き、そこから雄国山を経て、ラビスパに戻ってこようという、壮大(でもない)プロジェクトなのである。

 裏磐梯バスという会社が運営しているんだけど、こんな山の中の人気の無い場所に路線バスを走らせて、果たして採算が合うのだろうか? という疑問を感じるのだが、ともかくこちらにとっては都合が良い。

 でも、バス時間が早い。ラビスパ、朝7時40分くらい。

 うちからラビスパまで1時間半くらいかかるから、朝5時半には家を出ないといけない。
 ちょっと大変。

 おにぎりも握らないといけないし。
 コンビニおにぎり、好きじゃないもので。
 今日のおにぎりの中身は、明太子。
 なぜなら、明太子を誰かから大量にもらったらしく、冷蔵庫にたくさんあったため。
 朝食昼食兼用だから、4個作った。
 
 で、急いで出発。
 急いだため、持って行くはずだったチーズと飲み物を忘れてしまった。まあ、しょうがない。
 ラビスパ駐車場には、7時10分頃到着。
「バス時間までは余裕だな」と思っていたんだけど、考えてみると、着替えないといけないし、靴も履き替えないといけない。
「意外に忙しいぞ」と思いながら着替え。
 実際、バス時間にはギリギリだった。

 道路沿いのバス停で待っていると、割とすぐにバスがやってきた。
 しかし、バスはわたしの目の前を素通りして、温泉施設の方へ。
「あれ? まずい。温泉施設の方で待つのか? 」と一瞬思ったが、自分の隣を見ると、ちゃんとバス停の標識がある。
「きっと大丈夫」と思って待っていたら、ちゃんとバスがやってきた。
 
 乗ってみると・・・
 おお、客がひとりもいない。貸し切り状態だ。
 まあ、こんな山の中で、朝っぱらからバスに乗る人なんていないよ。しかも、なんと月曜日。平日なんだから。

 でも、ちょっと変だ。
 自分の坐った席の、前の席にチャイルドシートが付いている。
 普通の乗用車用のチャイルドシートが2つ。
「なぜに、バスの中にチャイルドシートが? 」
 と思っていたら、途中で幼稚園児らしき女の子が2人乗り込んできた。
 そして「ここだ、ここだ」と言いながら、自分専用の席だ、という感じでチャイルドシートに坐った。
 後から、母親らしき人が乗ってきて、チャイルドシートのシートベルトを締めてあげていた。
 で、母親らしき人は、運転手に「よろしくお願いします」と言って、降りて行った。

 子どもたちも慣れたもので、なんかリラックスしてチャイルドシートに坐っている。
 毎朝の風景なのだろうと思う。
 なにせ、バスの乗っているのは、小学生4,5人と園児2人だけなんだから。
 もう、ほとんど通学バス状態。
 
 しかし、チャイルドシートは誰の発案なのだろうか。
 運転手が「毎朝園児が乗ってくるんですよ。チャイルドシート付けたらどうでしょうね」と、会社に提案?
 母親が「チャイルドシートがあると助かるんですけどねえ」と、運転手に提案?
 会社が、自主的にすべての路線で導入?
 あるいは、最近は全国的に、チャイルドシートを付ているバスの多い?
 正解はどれなんだ?

 まあ、いいや。
 バスに乗っていたのは10分くらい。
 10分乗って、410円。
 値段が高いと言えば高い。
 しかし、客がいないんだから仕方が無い。
 そして、バスは雄子沢口バス停から、このように去っていったのである↓


 バスを降りて、登り口に。
 しかし、朝食を食べていないので、木陰で自作おにぎりを食べる。
 おにぎりはいいんだけど、蚊がすごい。
 ものすごく大量に、蚊が飛んでいる。
 そういう季節なんだよな。
 
 蚊に気を取られているうちに、おにぎりから明太子が落ちてしまって、アンラッキーだったりする。
 
 それでもなんとか、おにぎりを3個食べて歩き始めたのだが、しばらくしたら、なんか左の頬が変だ。
 なんだろうと思って、頬を触ったら、頬が硬い。
 ものすごく腫れている。
 蚊に刺されたらしい。しかも2箇所。
 あまりにも左の頬が腫れていて、顔の筋肉が動かしにくい。
 その後も、蚊の攻撃は続いた。
 林道は、ずっと木陰なので、蚊の絶好の棲家になっているのである。
 結局、合計で両腕に14箇所刺された。
 やっぱり「虫除けスプレーが要るなあ」と考える。

 林道を抜けたら、やっと蚊がいなくなった。やれやれ。
 と思ったら、すごい強い陽射し。
 日焼け止めを塗る。

 雄子沢口から2時間半ほど歩いて、頂上到着。
 誰にも会わなかった。
 団体客は、9時ごろから来るからね。
 
 頂上で、景色を眺めながら、凍らせて持ってきたセノビーを飲む。
 気温が高く、暑いので、セノビーがおいしい。
 気温が高い日は、冷たいものを飲むと、疲れがとれる。
 それでも、やはり秋。風も気持ちいい。

 で、いつもだったら、このまま雄子沢口に戻るのだが、今日はラビスパの方へ降りるのである。
 こうすると、団体客に会わなくて済むのである。
 これがいいんだよな。
 なにせ、団体の人たちは50人単位くらいで来るので、なんかもう山に来た感じがしないのよ。スーパーで買物してる気分になる。

 今日は、下りも快適。
 途中、結構お年の夫婦とすれ違う。
 遭った人は、それだけ。

 結局、所要時間4時間。
 駐車場に着くと、自分の車が待っているのも、なんか楽しい。
 トイレで着替えて、ペットボトルのお茶を飲む。
 昼時のせいか、白いバンがエンジンを掛けたまま停まっていた。
 営業マンらしき人が、中でマンガを読んでいる。
 なんて非生産的な! なんて不健康的な!
 こんな天気の良い日に!
 などという感想は、余計なお世話だよな。



 ★9月29日(水)★
 ☆☆月山☆☆
 3人、曇り時々雨、3時間半?

 月山は、初めて。
 初心者だから、初めての山は多い。
 夕方から、自分は仕事があるので、早く帰って来たいため、朝5時出発。
 月山は遠いからね。
 
 朝から雨模様。
 天気予報では、曇りのち雨なんだけど、もう既に小雨状態。
 あまり良いコンディションではないけど、この季節だと、いつも晴れというわけにはいかない。

 朝も5時だと、まだ暗い。
 曇りのせいもある。
 台風が近づいているというから、大雨でないだけラッキーなのだろう。

 13号線を通って、山形市に抜ける。
 月山まで、車で2時間。
 思っていたより近い気がする。
「これなら、十分日帰りコースだなあ」と考える。

 駐車場、狭し。
 10台程度?
 しかし、このような天気で平日なのに、そして早朝なのに、既に数台の車が停まっている。
 全員登山なのかどうかは知らないが、しかし「やはり有名な山は違うなあ」と考える。
 
 小雨の中で着替える。
 鬱陶しいが仕方が無い。
 トレッキングシューズのひもを結ぶのが面倒になるけど、こういうのをきちんとやっておかないと、歩き始めてから不快になる。
 こういう時こそ、きちんと身支度すべきなのである。

 入山料が必要だった。
 まあ、200円だけど。

 少し歩いて、リフト乗り場へ。最初から雨具を着る。
 リフトを使わなくても登れるらしいが、雨が降っているので、リフトを使うことにする。
 リフト乗り場は、食堂にもなっている。
 人の気配はしないのに、入口は開いている。

 リフトの営業は8時からなので、30分ほど待つ。
 従業員の人たちが、バラバラに出勤してくる。
 
 暇なので、食堂の方に行ってみる。
 テーブルの上に、分厚いアルバムが3冊置いてある。
「写真を見せてくれるのはいいけど、それにしても汚れてるなあ」と思ったら、そのアルバムは30年も前のものだった。
 なぜに30年前?
 
 中の写真を見たら、すごい。
 ウェアが古い!
 まあ、リフト乗り場兼食堂自体がかなり古いので、30年前のアルバムが似合う雰囲気でもあるんだけどね。

 そんなことをしているうちに、8時になって、リフトに。
 いやあ、これが寒い。
 周りも、霧で良く見えない。
 雨具を着ていても寒いんだから、まいる。
 雨に風。リフトに乗っている間は、全然動かないわけだから。
 霧のたちこめた中のリフトは、こんな感じ↓


 リフトを降りると、登りの木道。
 湿地を守るために、この先、頂上まで木道が多い。
 雨と風がすごい。
 雨は小ぶりなので、まあなんとか我慢できるが、風が強いので歩きにくいし、寒い。
 2時間歩いて頂上近くまでは行ったんだけど、そこで断念。
 われわれが断念した所から、50代と思われる夫婦がさらに登っていった。「今日は大変ですねえ」とか言いながら。
 こっちは、寒さのせいで胸が痛くなっていたというのに。
 すごいよなあ。
 でも、悪天候の日に無理をしたいなんて全然思わない。
 あの50代夫婦にとっては、別に無理でもなかったのかもしれないけど。

 下る途中、ガイド付きの団体(20人くらい? )とすれ違う。
 中高年の女性が中心。
 悪天候なのに、楽しそう。
「休憩しよう、休憩! 」などと、はしゃいでいる。
 嵐みたいな天気なのに。
 首都圏からの人たちか?

 われわれは「よくやるなあ」、「地元の人間だったら、無理しないで途中で帰るよなあ」などと言いながら、下る。

 帰りの木道を歩いている時、風がものすごく強くて、歩きにくい。
 しかも実質5年くらい使っているトレッキングシューズの底が磨り減っていて、滑るのなんの。
 3回転んでしまった。
 
 この季節、山はひとつ季節が違う。もう、冬だね。

 帰りは、チ氏お薦めの蕎麦屋で昼食。
 山の帰りに手打ち蕎麦なんて、なかなか良い。
 のであるけど、相変わらず、こちらは外食ができない体調。
 残念ながら、蕎麦も食べられない。
 40代になると、ホント体調が安定しない。
 まあ、そう困ることでもないんだけど。外食ができない、という程度のことなんだけどね。

 コ氏は、会社のエピソードを。
 相変わらず、すごい会社なのである。
 しかし、その場にはいたくない会社だよなあ。

 

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