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スティング レオン




この映画は「爽快」です。(笑) とにかく面白い! 「明日に向かって撃て」でも絶妙のコンビネーションを見せてくれた「ポール・ニューマン」と「ロバート・レッドフォード」が、マフィアを相手に大博打! 予測のつかないストーリー展開と、ラストのどんでん返しは最高です。 私がこの映画を気に入っているもう一つの理由が、ファッションです。 一昔前のシカゴが舞台なんですけど、「ポール・ニューマン」も「ロバート・レッドフォード」もスーツ姿がカッコイイんです。(^^) 迫力のサウンドや最先端技術のCG等を使わなくても、やっぱり良い映画は良い! あたりまえの事ですけど、最近多いじゃないですか・・・「CGを駆使した画像が・・・」とか「あの誰々がBGMを担当!」とか。 内容で勝負しないで、変な所に凝ってる映画。 大抵そういう映画は、印象に残らないで忘れ去られてしまうんですけどねぇ。
 
1973年のアカデミー賞で、合計7部門を総ナメにしたこの映画は、脚本がしっかりしていて見るものに安心感を与えます。登場人物が多いのに”ややこしい説明”も無いし、誰かと誰かの関係を作り上げる為の”こじつけ”も無い。
こんなに完成度の高い映画は他にも数えるほどしか無いでしょう! 「傑作」と呼ぶにふさわしい映画です。
 
監督:ジョージ・ロイ・ヒル
脚本:デビッド・S・ワード
出演:ポール・ニューマン
ロバート・レッドフォード
ロバート・ショー

1973 アメリカ 129min

  




「12才の女の子に愛された殺し屋、レオン。」
決して話題になっていた訳でもなく、何か受賞した映画でもないのですが、この映画は感動です。 心に響きます。 泣けます!
2000人の中からリュック・ベッソン監督自らが選んだマチルダ役には、あの「ナタリー・ポートマン」が、そして彼女に愛される殺し屋のレオン役には、いまやCMで大活躍の「ジャン・レノ」が、さらに忘れちゃいけないのが警察の皮を被った悪役スタンフィールド役に、熱狂的ファンの多い個性派俳優「ゲイリー・オールドマン」が! と、顔ぶれも豪華。
レオンのカッコ良さ、マチルダの可愛さ、スタンフィールドのイカレ具合、どれをとっても最高だが、特筆すべきは「小物」の使い方だろう。
「紙パックの牛乳」「鉢植え植物」「拳銃」「タバコ」・・・どの小物にもそれぞれ役割があるのだ。
 
この映画を観て「鉢植え植物」を飼い始めた人も多いんじゃないでしょうか?(笑) 私はこの映画の中に忘れられないセリフが有ります。 パンフレットにも載っていましたが・・・
鉢植えの葉っぱを拭いているレオンに、マチルダが・・・
 「大事なの?」
 「最高の友さ 無口だからいい 俺と同じで根がない」
 「大地に植えれば根を張るわ 私もあなたの鉢植え?」
 「・・・そうさ」
意味深です。 でも素敵です。 拍手喝采です!!
 
監督:リュック・ベッソン
脚本:リュック・ベッソン
出演:ジャン・レノ
ゲイリー・オールドマン
ナタリー・ポートマン

1994 アメリカ 111min

  

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