ゲームムーヴィーと、聞きなれない言葉でジャンル分けされたこの映画は文字通りゲーム感覚万点の映画になっている。 正立方体(CUBE)の中で繰り広げられるストーリーは、手に汗握る場面でいっぱい。 監督のヴィンチェンゾ・ナタリは、この映画が初監督作品だとは思えない才能を見せ付けている。
緊張感を高める音楽と、どこまで行っても同じ風景・・・そして、罠、罠、罠・・・ ナタリー監督の次回作が待ちどうしい。 |
ブラッド・ピットの初本格的ラヴ・ストーリーと聞いては、ファンとして観ずにはいられないと思い映画館に足を運んだ。 音楽が綺麗、映像が綺麗、ブラピの顔が綺麗・・・(笑) 恋人役のクレア・フォラーニも良かったが、なんといっても特筆すべきはアンソニー・ホプキンスだろう。 演技力、存在感、申し分無い! エリザベス女王から「ナイト」の称号を受けた事もうなずける。
ハリウッドが映画のネタ不足に困っているだとか最近はリメイク映画ばかりが主流になっているだとか、いろいろ噂がたっているが、私は「ジョー・ブラックをよろしく」のような映画ならリメイクでもOKだと思う。 |
1999年は「世紀末」ということで、「地球滅亡」等をテーマにした映画が立て続けに上映された。 ストーリー展開的にも、昨年公開された「ディープ・インパクト」と類似点が多いため「アルマゲドン」は、私の目に新鮮には映らなかった。
しかし、映像、音楽、特殊効果、どれをとっても出来の良い映画で、オススメできる。 グレース役のリブ・タイラーの魅力も、この映画を引き立てている。 音楽は「エアロ・スミス」が担当、テーマ曲の「I DON'T WANT TO MISS A THING」は必聴である。 「ディープ・インパクト」を観終わった後で感じた物足りなさはこの映画には無い。 主人公たちの「その後」がエンディングと共に明らかにされているからだと思う。 個人的に好きな「変人役ナンバー1俳優 スティーブ・ブシェーミ」が、期待に答えてくれて変人ぶりを発揮しているのが嬉しかった。(笑) |
告知ポスターの迫力が私の心を掴んで放さなかったこの映画は、ハッキリいって気分が悪くなる映画だった。 とにかく、下品、下劣、汚い・・・ 「これ、映画にしていいの?」と疑問すら沸いてくるほどの徹底した「お下劣」さを持ったこの作品は、有る意味「凄い映画」とも言える。
新聞社(デトロイト・フリー・プレス)は「まるで浄化槽の爆発のようだ!」とも言っている。 観た人なら分かると思うが、本当にこれほど気分の悪くなる映画には、もう出会えないだろう。 だが・・・それでいて、笑ってしまうのだ・・・ |