小陰唇
小陰唇は、大陰唇の内側にクリトリスを包み込むようにしているビラビラしたヒダ状の皮膚で、左右一対あります。 長さはおよそ5cm、高さ1.5cmくらいです。
　その形や大きさには、個人差があり、生まれつき大きい人もいれば、小さい人もおり、人それぞれです。
　しかも、同じ人の小陰唇でも、必ずしも左右対称とはかぎりません。
　しかし、平均していえるのは、小児期には小さく、思春期のころから発達して大きくなる人が多いです。成長しても大陰唇におおわれて見えない場合もあれば、大陰唇の外に垂れ下がっている場合もあります。垂れ下がっている場合は、赤黒くしわしわのひだ状になっている場合が多いですね。 色素の沈着が多いところで、個人差はありますが、成長するにつれて黒ずんできます。性交や、オナニーの回数が多いから濃くなるというものではなく、大人になればだれでも黒ずんできます。大陰唇からはみ出している人もいます。はみ出していても異常ではありません。
小陰唇は、大陰唇の内側でクリトリスを包み込み、膣口の下、会陰あたりまであるビラビラした弾力性に富むヒダ状の皮膚で左右一対あり、色はピンクから褐色です。
　皮脂を分泌する腺がたくさんあり、いつもしっとりしていて、尿道口や膣口などをおおうように両側がくっついた状態で、外部からの菌が入ってくるのを防ぐ大切なはたらきをしています。
　男性との経験が多く、遊んでいるから色が濃くなるというのは、まったく根拠のない話です。 女性の中にも、自分の性器の色を悩んでいる人は少なからずいます。たぶんに男性の目を気にしてのことだと思いますが、そんな俗説を信じないようにしてください。
　性的に敏感な部分であり、興奮すると、血管組織が豊富なところなので、充血して厚みが増し、血液の色のように赤くなってきます。
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