緊急避妊薬(モーニングアフターピル)とは
避妊に失敗したときやレイプに合ったとき、婦人科/産婦人科で入手することができる飲む緊急避妊薬です。
ただし、副作用がひどいことがあります。セックス後、できるだけ早く服用する必要があります。
72時間以内であれば一定の効果がありますが、早いほど効果が高くなります。
基礎体温を計っていると、避妊に失敗した場合でも、妊娠の可能性や妊娠したかどうかをより確実に調べることができます。
婦人科/産婦人科によってモーニングアフターピルの言葉が通じない、処方できない病院もあります。
電話で事前に確認して、病院を訪問しましょう。
「母体保護法指定医」であれば、処方してくれるはずです。
モーニングアクターピルは、中容量ピルを一定量服用することで、強制的に月経を誘導するものです。
中容量ピルがあれば同等のことを行うことができますが、法律で禁止されています。すべて自己責任に行うことになります。
Q.一回のセックスで妊娠する可能性(確率)は、どのくらいなのでしょうか
妊娠(受精)するのは、排卵後の6〜10時間の間に精子が卵子に到着する場合と言われます。
また、精子は、膣内に射精後、数日から長いものだと、10日近く生存することがあると言われます。
男性の精子の数、能力、女性の卵子の状態など、妊娠(受精)できる機会が限られるのは確かです。
一説に健康な男女の一度のセックスで受精する可能性は、20%とも、30%とも言われます。
この数字が高いか、低いかは、難しい判断ですが、妊娠を望まないのに、受精してしまっては、取り返しがつきません。
可能性で判断するのでなく、妊娠を望まないのであれば、避妊をしましょう。
Q.外出し(膣外射精)は避妊になりますか
射精の前の「ガマン汁」に、精子が混ざっています。このガマン汁で妊娠することがあります。
今まで外出しで妊娠していないとすると、ラッキーだったとしか言いようがありません。
*これらは避妊になりません
× 男性、または、女性が行かなかったら妊娠しない。(射精すれば、受精が可能です)
× 射精後、シャワーやコーラなどで膣内を洗うと妊娠しない。(精子は、射精後数秒で膣内に入りますから無駄です)
× 女性上位だと妊娠しにくい(精子は自分で泳いで膣内に移動します。女性が上でも関係ありません。)
× 精子は酸に弱いので梅干しを膣に入れておくと死んでしまう。(梅干しはアルカリ性、また、食品の酸で死ぬことはない)
× 射精後、女性が飛び跳ねると妊娠しにくい。(そんなことでは精子の移動は防げません)
× 2回目以上の射精では妊娠しない。(ごく小数の精子で妊娠することが可能)
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