1.クラミジア
[病原体]
クラミジア・トラコーマティス
[感染経路]
キス、性交、性交類似行為
[症状:男性]
感染後3〜20日の潜伏期間の後、放尿の際に違和感や痛みがある。やや水っぽい膿が出る。かゆみ、排尿痛、頻尿をともなう。放置しておくと睾丸部分が腫れ上がり、発熱することもある。
[症状:女性]
白い粘着質のおりものが増えるが、自覚症状はほとんどない。知らないうちに菌が卵管や骨盤に達して、不妊症や子宮外妊娠の原因になることも。妊娠中に感染すると、母子感染(結膜炎、肺炎等)の危険性もある。出産までに完治させれば問題ないが、最悪の場合は帝王切開と言う手段を取る。
[治療]
テトラサイクリンやサルファ剤などの抗生物質の服用。クラビットなどの抗生物質の服用でおよそ1〜2週間ほどで完治するが、長引くことも。抗菌剤の服用で2〜4週間でクラミジア菌は消失する。
治療中は性交渉、自慰行為は禁止。治療費は保険を使わない場合で15.000円くらい。保険が効く。
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