女性のオナニー方法
14.肛門
オーガズム度
★☆☆
肛門は性器ではないが、性器と一つの筋肉でつながっているため、性感を得る大きなスポットとなっている。快感の会得は3つあり、一つは肛門括約筋を振動させることにより、間接的に性器を愛撫して肉体的に興奮する。2つ目は、膣と薄い皮一枚隔てただけの直腸壁を刺激することで、間接的に性器を刺激する。3つ目は、指や異物を混入して抜去する際の、脱糞する時と同じ感触を得るもの。この3つめだけが、肛門そのもので得る性感であり、肛門でもっとも気持ちいいとされている快楽である。いずれの場合も、切れ痔防止のために、必ず愛液かローションで肛門付近のすべりをよくしておかなくてはいけない。
[筋肉振動法]
肛門括約筋と膣括約筋は繋がっているということで、肛門を締めて鍛えると、膣のしまりも良くなると言われている。楽な姿勢は、上体をおこしたままひざをつき、背筋を反らすように後ろから肛門に腕を伸ばし、指をあてる。ひざ頭は肩幅くらいに開き、爪先をたてて、かかとにお尻を乗せるとやりやすい。指は人差し指が動かしやすいが、初心者は小指から始め、人差し指では物足りない上級者は中指を使う。さらに物足りなくなったら人差し指と中指の2本セットで挿入、もっとという人は3本4本と増やしてゆけば良い。猛者の中には手首まで沈めてしまう人もいて、それでも裂けることはないから驚きだ。肛門に指を当てたら、ジワジワめり込ませるようにゆっくりと、ほんの先の部分だけを挿入。肛門に力を入れて指を締めたら、指を振動させる。小刻みにバイブさせる、大きく円をかく、左右にひっぱるを組み合わせて動かすが、躊躇せずに大胆にグチャグチャとかき回すのが成功への第1歩だ。気になる性感だが、毎朝太い遺物を排出している肛門は、指を挿入したくらいでは無感に等しい。ところがしばらく激しい愛撫を続けていくうちに、膣内が熱く火照り、愛液が大量に放出され、興奮状態に陥ってしまう。これは、間接的に膣も震え、愛撫されていると勘違いして勝手に興奮しているのだ。それにつられて、全身に興奮が行き渡り、鼓動は激しく、息遣いもあらくなって、精神的にも高揚してゆく。
[直腸刺激法]
直腸と膣の間には本当に皮1枚しかない。さて、その直腸を刺激するためには、かなり深く指を挿入させなくてはいけない。そういう意味で、これは肛門振動法よりも、肛門に対する抵抗がない上級者向けの手法である。基本の姿勢は筋肉振動法と同じだが、腕を背中ではなく腹側からのばすのが異なる点。指は、やはり一番器用な人差し指が最適。人差し指を丸々1本根元まで挿入させたら、間接を屈折させて、指の腹で膣側の直腸を擦る。直腸壁がへこむと、必然的に膣壁が突出する。それが、間接的に膣をマッサージすることになり、性器が充血してプックリ膨らんでくる。性感は、筋肉振動法と同じで、触っていないのに興奮してゆく、遠回りな快感。なお、直腸の粘膜は傷つきやすいので、爪を立てたり、激しくゴリゴリ擦ると、出血になることもある。注意しよう。
[挿入・抜去法]
さて、いよいよ肛門一のお楽しみ、挿入・抜去法である。この場合の挿入は、前出の直腸刺激法とは違って、動きやすさよりも太さと長さを重視するので中指が最適だろう。まず背中側から腕を回し、肛門と直腸を痛めないように、ゆっくりと指を挿入する。この時、痛みを感じるようなら無理しない方がよい。スムーズに入れるコツは全身をリラックスさせて、肛門に力を込めないこと。そして、指は真っ直ぐに伸ばしておくことだ。理想は指の付け根まで入れたいが、深さも無理をせず、入る限界までで充分だ。無理な姿勢を取ると、わき腹の筋肉が吊って泣きをみることになる。挿入する時は特にコレといって感じることはないが、いざ抜く時には、どんなに眠くても一瞬に目がさめるような衝撃がある。指がニュルニュルと出ていく感覚は、大便がゆっくり排出されるときと同じ感覚。しかも、大便と異なり「あっ、出そう」という意識が無いままに出てゆくのだから、心理的な不安があおられるのだ。人間として、漏らすまいと必死に肛門を締めても、止まらずにどんどん抜けてゆくから「あー、だめー」と叫びそうになる。ちょっと関節を曲げて、引っかかるポイントを作ると、さらに効果あり。
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