・女性用コンドーム
外見
女性器を覆う構造
直径70mmの開口部が膣入口を覆い保護します。
膣内に入る内リング部は子宮後膣円蓋にとどまるように直系50mmとなっています。
潤滑油が塗布されているのでぬるぬるしています。
結構厚いです。

価格
1箱800円(3個入り)

仕組み
膣内への精子の侵入を防ぎます

実際
性行為のたびに膣に装着

使用法
女性用コンドームを広げ、開口部を上にして中に入っている内リングを女性用コンドームの先端部に移動させます。
人差し指が内リングの先端にくるように添え、親指と中指で内リングをおさえ、3本の指で細長くした状態にする。
女性用コンドームを持って手のひらを上に向け、もう一方の手で膣の入り口を広げる。
内リングを細長くした状態のまま、人差し指の先端に乗せ、内リングの約80%を膣内へゆっくりと挿入します。
この時、内リングの弾力が強かったり、潤滑剤で滑って上手く持てない場合は、親指と他の4本の指で内リングを包み込むように細長くした状態にします。また、膣内へ指を挿入することに抵抗のあるかたは、親指と他の4本の指で内リングを握って膣入口にあてがい、潤滑剤を利用して滑らかにしながら膣内にゆっくり挿入します。
人差し指を女性用コンドームの内側に入れて、内リングを膣の奥まで押し込みます。
この時、人差し指はほぼ完全(第3関節まで)に膣内に挿入されるはずです。
女性用コンドームの開口部は、膣入口から2〜3cm出ている状態になり、外リングが膣入口周辺を覆うように広げます。
性交後は精液がこぼれないように注意深く引き出し、トイレに流さず、ごみ箱に捨ててください。
あからさまな性表現が出てきますが、内容上不可欠なものですのでご了承ください。

実施者
女性

利点
女性自身が自らの意思で避妊できます。
ペニスの勃起に関係なく装着でき、性行為を中断する必要がありません。
ペニスへの圧迫感が無く、射精後すぐにペニスを抜く必要がありません。
外性器と内性器の双方を覆うのでSTD予防に適しています。
潤滑剤が塗布されているので、出産後や更年期の膣内がデリケートな時期の避妊に適しています。
熱伝導が高いことからぬくもりを感じることができます。

欠点
価格が高い

留意点
女性用コンドームの使用に慣れるまでの最初の2〜3回は、女性が手を使ってペニスを確実に本用具の内側に導いてください。
正しく装着されていないと痛みを感じることもあります。
性交中に女性用コンドームが膣外に出てきた場合、外リングが膣内に埋まりこんだ場合、ペニスが本用具の外側から挿入された場合は、性交を中断して新しい用具を挿入してください。
男性用コンドームとの併用はできません。

女性へ
初体験(もしくはそれ以降の性行為でも)で男性用コンドームを使用しない共通の理由は、気恥ずかしさ、アルコール、物理的な感覚を軽減するから、性的な活動を中断することについての不満、ずれと破損の恐れです。
しかし、男女双方とも女性用コンドームの使用でより大きな性感を報告し、女性はその健康を管理している感覚が高まったと報告されました。
また、特に若者の間での女性用コンドームの利用性は、男女間の権力規範を変化させる最初のステップとなることがあり、女性のリスクを減らす際の重要な手段となるかもしれません。
また、10代の男子は男性用コンドームの使用に反対することが多いため、思春期の女子は自分が管理できるSTD予防法を特によく受け入れられます。
そして、10代はSTDやHIV、妊娠の予防について討議するよりも無防備な性交をする方が簡単であることを見出すかもしれないので、もちろん女性用コンドームはパートナーとの交渉が必要で無いわけではありませんが、この器具の機能的構造が話し合いをさらにスムーズにするでしょうし、最高8時間前に装着できるので無防備なSEXが減っていくと信じています。
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