・男性用コンドーム
目的
日本ではコンドームは避妊のためだと思われていますが、あくまでコンドームは性感染症を防ぐためにあります。
また、女性の側も避妊をしておいた方が安全です(穴が開いてた、破れたetc

外見
厚さ0.03ミリのゴムの膜のこと(他にも種類あり)

価格
避妊の仕組み 膣内への精子の侵入を防ぎます

実際
性行為のたびに装着

使用法
最初からきっちり装着しましょう。
その先端の精液溜りの部分に空気が入らないように気をつけて亀頭にかぶせたあと、根元まできっちり装着します。
陰毛や空気が入らないようにたるみができないようにして根元まで下ろします。
爪で傷つけないように。
射精後はすみやかに抜き取り、コンドームを外すことが必要。
はずし方はコンドームの根元を抑えて優しく丁寧にです。 緩くなったコンドームは外れやすく、精液がもれやすいのでここで失敗しないこと。
また、女性器の中にコンドームが残ってしまう可能性もあるので余韻に浸ってないではやく抜きましょう。
ペニスは勃起したらカウパー腺液が分泌され、その中に妊娠に必要な量の精子が含まれているからです。
カウパー線液そのもの(カウパー線の中にある状態)には精子は含まれていませんが、尿道を通って出てくる過程で、精巣から押し出された精液(精子)もしくは前回射精後の精液が混じるようです。

実施者
男性

重要
男性器が勃起したらすぐつける。 先端の空気を抜いて必ず根元までつける。
射精後は速やかに、指で抑えて引き抜く。
性交中にコンドームが破れたのではないかと心配になることがあるかと思います。 そんな時は一度コンドームをつけて破ってみてください。
その時の感触を知れば性交中でも破れたかどうかが分かると思います。

利点
正しく的確に使えば避妊効果があります。

欠点
めんどくさい。 いい加減に使うと失敗します。
酸化するので古いものは破れやすいです。
ゴムにアレルギー反応を示す人がいます。
ずれて痛くなる&すれる場合があります。
コンドームを使用して失敗した原因は、出す直前につけた、が大多数です。
また、毎回使っていたわけではないもあります。

留意点
JISマークが入ったものを使ってください
精子は勃起した時点ですでに妊娠に可能なだけの精子が入っているし、ペニスの先端から分泌されるカウパー腺液にHIVウィルスが含まれており、膣分泌液にもウィルスが含まれているので、最初からコンドームをつけること。
決して射精間際にコンドームをつければ良いことではありません。
コンドームは最初の箱(レトルトパウチのようなものの方ではなく)を開けた時点で酸化が始まっているので、しばらく財布などに入れておいたものは使わない方が賢明です。
新しいものを使いましょう
破れたり上手く装着しない可能性大です。
膣炎などの治療クリーム、油脂類のクリーム・ローションはコンドームを破損させます。
油脂類でないものは大丈夫です。
性器でなく他の体の部分に塗った軟膏が付着する可能性もありますので十分注意してください。
コンドームを2重にかぶせるとやぶれやすくなります。
コンドームの袋を破るときはコンドームを寄せてから破りましょう。
少しでも傷つける使えなくなります。 コンドームを袋から取り出したら爪で傷つけないようにしてください。 爪が伸びてたり、切ってもやすりで整えないとコンドームはデリケートなのですぐに傷ついたり破れて使い物にならなくなります。
表か裏かを確かめてからペニスにあてがってください。
コンドームの使用は一回につき一個です。
洗って再利用することはしないでください。
コンドームについているゼリーはテラックス(天然ゴム)の劣化を防止する役割も持っています。
これを洗い流したらそく破れます。
女性用コンドームとの併用はしないでください。

使用期限
箱の裏に記載されています。
大体製造されてから5年以内、香りつきやメントールタイプは製造から3年、ベネトン2000やピュアロング、ストロベリーは製造から5年です。
箱から出しておくと早く酸化します。
持ち歩きのコンドームはこまめに取り替えましょう。

保存方法
冷暗所に保存してください。
持ち歩くときは硬い入れ物に入れてください。
財布にそのまま、定期入れにそのまま入れるなんて止めてください。
コンドームを傷つけたり、形を壊すような保存方法は止めてください。
油脂類がつかないようにしてください。
箱ではなく個包装のままで保管しないでください。
以上を破るとコンドームは破れやすくなります。

歴史
日本でコンドームが作られ始めたのは明治時代の末期です。
大量生産は昭和の初期。
世界市場第1位で35%のシェアを占めています。
スウェーデンでも日本のコンドームが使われています。

アレルギー
男性・女性問わず、テラックス・アレルギーの方はいます。
コンドームを使用して痒くなったり、発疹ができたら、すぐに使用を止めて、医者に診てもらって下さい。 アレルギーの原因はテラックスに含まれるたんぱく質なので、低たんぱく質のコンドームを使えば症状は回避できます。

潤滑ゼリー
潤滑ゼリーは女性器に塗るものです。
女性器とコンドームのすべりを良くするものです。
決して男性器とコンドームの間に塗らないでください。 コンドームが抜ける原因になります。
また、潤滑ゼリーが膣にしみる方はすぐに使用を止めてください。
そして、医師の診断を受けてください。
膣に傷があるとそうなる場合が多いです。
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