卵巣の発育
新生児の卵巣には数10万個の原始卵胞が存在し、小児期でも発育卵胞にまでは発育するが、それ以上は発育(成熟卵胞)せず消滅して行く。
小児期における卵巣の発育は10歳前後から著明に増大し、卵巣ホルモンの分泌も増加する。これにより性器の発育は促進され、二次性徴の発来に役立ち、女性らしい体型になって行く。
思春期になると、卵胞は成熟卵胞となり、排卵し、黄体を形成する。数10万個の原始卵胞のうち、実際に排卵するのは一生を通じて約200個である。
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