生理用品について
1.ナプキン
最近のナプキンは、外性器があたる被覆材に経血(生理時の出血)がつくと、直ちに内方の吸着体に吸血されて、被覆材に経血が残りにくいうえ、横漏れ防止などがよく出来ているので、経血量(出血量)が少ない場合は月経があったのかよくわからなかったり、あるいはその量(平均的には約53g)が多かったのか少なかったのかよくわからないこともあるので、注意が必要です。
2.タンポン
膣内に挿入し経血(生理時の出血)を吸収させるものです。処女膜損傷、性的感覚などで反対したり好まない人もいますが、最近では吸血によい素材が出来たため、挿入感が少ない、ずれない、運動しやすい、入浴や水泳でも使え、長時間もち、細小化がすすみつつある、などのせいか、使用者が増えてきています。しかし、膣内挿入を好まないものや、神経質で挿入時疼痛感があるものでは無理です。思春期では、原則として避けた方がよい。特に小学生では禁止すべきです。
3.使用上の注意点
生理用品には使用法と注意を明記しているので、よく読んで十分理解することです。信頼のあまり、交換を忘れたり、外性器を清潔に保つことを忘れたりすると、重大な感染症の原因になります。
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