包茎って
幼小児期には、亀頭は包皮によって完全に覆われており、亀頭と包皮とは癒着しています。
正常男性では思春期になると陰茎が発育するにしたがい包皮は後退して亀頭が露出するようになります。
 成人男性の包皮の状態を分類すると、
 1、包皮の先端の輪が小さかったり、亀頭との癒着面がまだ残っているなどの理由で、包皮を引っぱっても亀頭を露出することができないもの。(真性包茎)
 2、ふだんは包皮が亀頭を包んでいるが、包皮を手前に引っばると、亀頭全体が露出するもの。(仮性包茎)
 3、常に包皮が亀頭頸部にとどまっており、亀頭全体が露出しているもの。の3つに分けられます。
包茎とは、亀頭が包皮に包まれている状態を指しています。
真性包茎は包皮輪が狭いため、亀頭を出そうとしても露出出来ない。その為に包皮嚢内は不潔となり恥垢がたまり、亀頭包皮炎や尿道炎などの病気の原因になったり、将来陰茎癌になる危険もあります。また、結婚後早漏などの射精障害の原因になることもあるので出来るだけ早く医師の診断を受けるのがよいでしょう。
仮性包茎は包皮が通常は亀頭部を覆っているが亀頭を露出させることが出来るものです。日本人の7割が仮性包茎とも言われています。仮性包茎の場合は、性的障害は心配する必要はありませんが、亀頭の冠部や頸部からの分泌液(包皮と亀頭との間で、潤滑液の役割をもつ粘液)に、死んだ皮膚の細胞などが混ざってできた黄色っぼい色の垢のようなものが、包皮と亀頭との間にたまりますので、お風呂で清潔に洗うようにしましょう。
また仮性包茎でも包皮を後退させ亀頭を露出させると包皮輪で陰茎が極端にしめつけられる場合(嵌頓包茎)には、真性包茎と同じように出来るだけ早く医師の診断を受けるのがよいでしょう。
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