TOPSY TIMES 194号 発行日2005年5月14日

1 知られていないシリーズ第29弾
饅頭恐いよ〜〜〜〜 天童の堅い饅頭。

まんじゅうとは、小麦粉・上新粉などを練った生地であんを包み蒸したもの。
で 今回食べたまんじゅうは、今まで食べた中でもっとも硬いもの。
最初 出された時「かた〜〜い!なにこのまんじゅう!」と言ってしまいました。
そう揚げてあるんです 一口サイズのまんじゅうを。

地元ではかなり有名で 一人40ケまでと数の制限もあり
午前中には売り切れるという有名品。
見た目は小粒で不動裕里の様にまんまるで
かつ彼女のゴルフのようにまんじゅうの底がカリカリと堅い。
こんな饅頭食べた事がない。

あんを包んだ生地を蒸気で蒸したあと鉄板で焼いたあとに
油で揚げたもので、このカリカリ感が感動的。
一人で何個でも食べられる。
だから購入時数の制限もあるのだろう 一個80円。
どうしてこの商品が生まれたのか。今度聞いてみよう。

菓子処 一本杉 山形県天童市奈良沢115 TEL 023-653-3364

<山本 一義記>


2 懐かしい干しほたるいか

群馬に行った際 ほたるいかの干したものを購入しました。
子供の頃 よくおやつ代わりにむしゃむしゃ食べた記憶がある。
でも 山形では最近見かけた事がありません。
猪苗代湖町のスーパーに行った時に買って以来の10数年振り。

そんなに堅くないので、珍味のようにそのまま食べられる。
結構生臭いけど 酢みそで食べるボイルほたるいかよりも味があり
煮物に使ったら、美味しいだろうな。
てんぷらに書いたあった これも良さそう。

昔はあんなに見かけたのに、流通が発達した現代において
逆に見かけなくなったのは、何故なんでしょうね


<藤野 樹海記>


3 花対決!

山形はさくらんぼの産地。
特に東根と寒河江が おらが町が日本一と争っている。
特に東根は、駅の名前も蟹沢駅をさくらんぼ東根駅と替えたくらい。
確かに両市とのさくらんぼの園地が沢山ありし、シーズンには道路がさくらんぼ渋滞が起きるほど。
それなら街の中でもさくらんぼがあふれているかというと、これが笑ってしまいます。

寒河江の駅から伸びる中心商店街の街路樹は赤と白のハナミズキ(画像左)。
たしか市の木はさくらんぼで、市の花はつつじのはずだ。
どうして関係ないハナミズキを街路樹とするんだろう? 新興団地の名前もミズキ団地とか。

一方の東根市の大型スーパー横の街路樹は白木蓮(画像右)。
東根では、日本一の大けやきとして売り込んでいる。
ましてや白木蓮なんて集合で咲いているよりも 単独で咲く方が断然に良い。

まるで女優木暮実千代の様に、孤高の花のように状態が似合う。
どういう基準で街路樹を選んでいるのか知りたいです。

一方 福島の桃の産地の保原町では、
桃の園地が町を取り囲んでいるためか、こんな風景にあふれている(画像左)。

福島市の花見山公園なんて、個人の方が30年かかって作りあげた個人所有の公園で、
写真家故秋山庄太郎氏が「福島に桃源郷あり」と毎年訪れていた場所。(画像右)
梅、桃、桜、レンギョウ、ボケ、サンシュ、モクレンなどの花々がいっせいに咲き競う。
さくらんぼという高級果実と盗難がはびこり時代であり、
福島の様にはいかないとは思うものの、
地域の活性化としてのさくらんぼへの気配りもあって欲しいものです。

ついでに左のつぼみは何の花かわかりますか?
りんごなんです りんごの花は白なのに、
こんな赤いつぼみのものもあるんです。
種類によって花の色も違うとか。
ちなみにこのつぼみは、青いりんごの王林のものです きれいですね。
こんなりんご園のまわりを毎日散歩しています。

<森本 じゅん記>


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