TOPSY TIMES 163・167号より 

1  置賜支局便り
  寒い冬は、温泉へ。只今 温泉100湯挑戦中!

いつの頃から、休日は温泉でひとっ風呂。
(一日3カ所入ったときは、ばてぎみ。ラーメン3カ所回ったときも、苦しかったが・・・)
今回は、私の住んでいる山形県置賜地方の温泉を、紹介させいいただきます。
 
米沢市五色温泉

一番恐怖を感じながら入った温泉では、五色温泉。
行くまでが、怖い。
台風が去った後に行ったので、道路はところどころ崖崩れ。
一方は山 片方は崖一歩間違えれば谷底。
なんできたのか?と思いながら目的地に、無事到着。
目的の露天風呂に入り 天国・天国。
川辺に脱衣場があるだけで、川の中に温泉がある感じ、もちろん混浴二人の若い女と私だけ。
(実は、私の子供です。)
途中から、迷惑なお客さんが来たため、一目散に逃げる。
それはあぶの大群で、いつ刺されるか心配で、着替えもそこそで旅館の中に。
一息ついて、今度は旅館の内風呂へ 少々ぬるい。
この次は ここよりもっと山奥の姥湯(うばゆ)温泉に、挑戦。
でも ここに行くには、運転がうまくくないと、崖の下・・・なんて事にもなります。

高畠町湯野間温泉

雨が降ると、道路がなくなる温泉(湯野間温泉)で、置賜盆地の田んぼの中にある。
当然の事ながら 周りは、田んぼ。昔は、風呂と休憩所があるだけであったが、
いつの間にか宿泊施設が、出来上がっていて立派な旅館に変身。
温泉はぬるめであるが、入浴後の温まりは、最高である。
近くの住人が、農作業後入りに来る。
だだ、注意しなければならないのは、雨である。田んぼの真ん中なので、
雨降りが続くと道路が、水没してしまう。梅雨時注意!

高畠町むくどり温泉

一番お気に入り温泉がここ!
時間があるすぐいってしまうのが、ここの温泉。
(自宅から車で、5分程度)
ここに、一歩足を入れると時間を忘れてしまう雰囲気。
風呂の大きさもちょうど良く 6〜7人程度で、
満員になるが檜作り。
お湯が静かに流れ、いつも湯船からお湯が流れていて
気分がよく 普段の疲れも飛んでしまう。

遠慮なく湯船からお湯を流せるのが 温泉の良いところ。
足をおもっきり伸ばせば 極楽極楽・・・。
あつくないので、長めに入れる。ここの温泉別名 夢館(ゆめやかた)。
でも ここから一歩でると、目の前に高速度路と新幹線が見える。一気に現実の世界に。

編集部註:この高畠駅は 山形新幹線の米沢駅の次にあります。

<置賜支局長 山藤章六記>


2 知られていないシリーズ第17弾
     これが本物(?)「これぞ!かりんとう」

このTOPSY TIMESのミニコミ誌本来の情報発信の看板であった基本的記事を2年振りに再開です。
これぞマイナーもマイナーな商品の見本 かりんとうです。
当たり前すぎて 見落としておりました。
だって普段的に食していたもので・・・

お菓子の基本は甘さ でもこのところの甘さを控えているお菓子は お菓子なんでしょうか?
甘いものを食べたいからお菓子を食べるわけですから。
昔の羊羹の端の砂糖が固まって少しガリガリしたところなんて もう最高!
そんな方には 最高のかりんとうがありました。
まるで黒砂糖の塊 これぞかりんとうの中のかりんとう。

ここは老夫婦が二人で作っており、
他の人が入っては「あ・うん」の呼吸が乱れて
うまく出来ない手作りの品。

その日の天候によって 配合する割合も長年の勘で。
もちろん量販なんで出来ずに 大きなスーパーでは買えない。

納入する時もちゃんとした段ボールではなく、
あり合わせの箱に入れて納品とか。

みかけのゴツゴツした感じと違って 
口に入れて噛んだ時 サクっと噛み切れ 
そして口の中に広がる黒砂糖の香りと甘味と油味。

そして飲み込んだ後 舌の上に残る甘さ これって最高。
その後に飲む緑茶は 口の中に吹く初夏の風。

こんなかりんとうを食べるのは、他の大手のものでは味わえない至上の喜び。
食べたいと思いません?

   長谷部商店 山形県南陽市宮内2966ー2 TEL 0238ー47ー2195
    <TOPSY TIMESのほいど(さあーどういう意味でしょう?)山本一義記>


3 米沢に白馬の騎士あらわれる!

 今年も米沢市郊外に白馬の騎士があらわれた!という事で、
早速会いに行ってみた。
一ヵ月ほど前に来たというが、今年は遅かったようだ。
福島県との県境の吾妻山の中腹 天元台スキー場にあらわれ、
米沢に来たあとは、長野に向かうらしい。
まだ居るかどうかわからないが、とにかく車を走らせた。

天気は それほどでもなく 花曇りというところか。
でも 北国の春は、心うきうき。
そして バックの音楽は、このところ気に入っているキューバ音楽。

これが まだ土色の多い日本の田舎に合うですね 不思議に。
明る過ぎず 憂いを持ったキューバの曲が ピッタシ!

(じゃ〜という事で 日本の民謡(といっても伊藤多喜雄しか持ってないが)をかけてみたが
これが不思議な事に合わない。廻りの情景が明るすぎるんです。)

(陽が西の空に傾き 長い影があらわれる頃になると 合うんですね。)
(これと同じように、朝早く会社に向かうとき 何気なくかけたボサノバ これが不釣り合い。)

(でも 逆に 仕事が終わって 廻りが真っ暗になった夜道を走らせた時は 妙にピッタシ!)
(廻りの情景と曲の持つ雰囲気とその時の心の状況に合った選曲が出来た時って とてもうれしいね。)

そんな中 目の前に彼が出て来ました。
それが下の画像です。

それは吾妻山の中腹 天元台スキー場のコースが
まるで槍を持って馬に乗った騎士の様に見えるんです。

この風景は 上杉謙信が川中島に向かう姿と例えられ、
これが見える様になると
米沢にも春が来た印と言われております。

どうですか 見えますか?

<森本 じゅん記>


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