山形県天童市は 将棋の駒と温泉で有名なところです。
しかしながら その地が江戸時代 織田藩で<あったことは 県民はもちろん
天童市民でも 何となく知ってはいるものの どんな縁で天童が織田藩かと問われると
正確に答えられる人は少なかった。(5人に聞いて 誰も答えられなかった。)
そんな天童市の中央に 人間将棋と桜の名所で有名な舞鶴山公園がある。
その舞鶴山公園の北側にあるのが 建勲神社です。
ここには 天童織田藩の始祖織田信長公を祀っている。
春は舞鶴山の桜とともに 初夏は建勲神社のつつじが有名。
そのつつじが 何と 今咲き始めております。
天候不順の為か 遅咲きのつつじなのか
はたまた年二回咲くつつじなのかは 定かではないが、
実際に咲いているではないか!
満開とは言えないものの 可憐に 秋の冷たい雨に濡れながら
震えているかのごとく 一生懸命 花開いていた。
春や夏の季節には感じない何かが伝わってくる。
「がんばれよ!」と声をかけたくなる雰囲気でもあった。
そして 花からはこんなメッセージも。
浜口庫之助作曲 伊東きよこ歌
こたつにあたるころ つつじが咲いているなんて 世の中 やっぱりおかしい!
今年は きっと大雪が降るぞ
しかしながら そのベースとなる南陽スカイパークに行った事が
あるかというと 別である。
決して遠くにあるわけではなく 町のはずれの山頂にあるだけであるが
自分達とは関係ないと思っている。
そりゃそうですよね 空を飛ぶなんて 子供心には思っても
普通の人なら「関係ないよ」で片づけられてしまう。
そんな中 記事不足の編集部員は 締め切りも迫ったため
もう今月はこれしかない!と足を運んでみた。
南に広々とした置賜盆地が広がり 遠くには吾妻・飯豊・朝日連峰の山々が見渡せる位置に 南陽スカイパークがあります。
眼下には昔 竜が住んでいたという白竜湖やぶどう畑がたくさん見えます。
そして 廻りでは子供達が走り回ったり バッタとりしていたりと
空を飛ぶという緊張感とは 違ったのんびりとした雰囲気には ビックリしました。
「こんちは〜〜〜!」と声をかけられたり まったくアットホームな雰囲気でした。
飛び立つライダーも 飛ぶ側はそうではないでしょうが、見る側から見ていると
いつの間にか飛び立ってしまったというやわらかい感じでした。
何本も飛んでいるのを見ているうちに
「こりゃ 俺でも飛べそう!」という気になってきました。
インストラクターの金子さんに聞いてみると
「最初は インストラクターと一緒にに飛んでみて下さい。」
「そして 風を肌で感じてみて!」
この風を感じてみてという言葉に 引き込まれてしまいました。
春夏秋冬 四季の風を経験して 単独フライトが出来る資格を得られるそうですが
今日も50歳近くに人がきているというし
この人はモーターパラグライダーというエンジン付きのもので
空高く舞い上がっていきました。
60過ぎの人もやっているとの事で
それほど体力を必要とするものではないそうです。
また 万一の場合に備えて おなかのところに非常用のパラシュートを
付けているようです。
パラグライダーは楽で ハングライダーの方は 羽も大きく
飛び立つのはむずかしそうでした。
なんか 自分でもやりたくなってしまいました。
でも 海でさえ足が届かないような深さのところは「ご免!」という人間が
それ以上に足も届かない しかも下が見えるようなところを飛ぶなんて
できるのでしょうかね?
ここは 南陽市の施設でもあり 冬でも天気の良い日には飛んでいるそうです。
興味のある方は 是非目の前で見て下さい。
連絡先 (有)ソアリンウグシステム
南陽市椚塚1502-3
TEL 0238-40-2149
<山本 一義記>