My Collection harpist CD !!
MY CDコレクションの中から少しずつ紹介していきます
【 Wabi Down Home Blues Project Band /
The Best Things In Life Are Still Made By Hand 】
シカゴ在住の日本人ハーピストwabiさんこと湯口誠司氏の初アルバム。プレイは非常に粘っこく、歌も粘っこい。(笑)。タングブロックならではの太い音が印象的。サウンドは古き良きシカゴサウンドであり、ビンテージ機材を使っての録音であるということもあるが、ブルーズにこだわる姿勢が強く感じられる。
【 Rusty Zinn / Sittin' & Waitin' 】
kim wilsonの相棒?として知られるギタリストではあるが、こんな湿ったギターを弾く白人は滅多にいない。いろんなギタリストの影響が入っているが、とにかくこのギターの音は素晴らしい。ヴォーカルがちょいと弱いのがちょいと。kim wilsonも友情?参加。
【 William Clarke / Blowin' Like Hell 】
George Smithを継承する第一人者ハーピスト。彼はタングブロックの鬼であったそうだが、その魅力は聴けば納得である。サウンドもジャジーな音にこだわりを持っているが、やはりクロマチックを駆使したプレイが凄い。このプレイには正直、衝撃をうけた。ヴォーカルも賛否両論のようだが、私的にはグレイト!!。故人となった今はもう新作が聴けないのが残念。
【 George "Harmonica" Smith / Now You Can Talk About Me 】
ウエストコーストの代表ハーピスト。なんといってもタングブロックからの野太い音とクロマチック3rdポジションにある。今の若手ハーピストに与えた影響は破壊知れない。ヴォーカリストとしてもグレイト。マディ・バンドにも参加したが、マッチしなかったのもこのサウンドからも頷ける。このアルバムではRod Piazzaも参加。
【 The
Butterfield Blues Band/ Resurrection 】
数あるポーバタのアルバムの中で私的にはベスト5枚に入る1枚。全編にわたって生音ハープであり、アンプリファイドされない音が逆に新鮮だ。1曲目からいきなり3ポジションで入ってきて、強引な彼独自フレーズを吹きまくり。曲も斬新な曲が多く、このころからbetter days の構想があったに違いない...と思う。
【 The
Fabulous Thunderbirds/ High Water 】
キム・ウィルソン率いるブルーズロック・バンド。ジミー・ヴォーンが脱退してからはキムのソロ・バンドのようになった感じだが、キムのハープがフューチャーされた曲が多くなり、嬉しい限り。ここでは、ソロと違い老舗のブルーズロックを聴かせます。ロックにおけるハープのお手本!!(個人的感情が入ってます!!)
【 Little
Sonny / Black and Blue 】
まさにfunk bluesの申し子といっても過言ではないL.Sonnyの名作です。彼独特のビブラートと、単純ではあるがシンプル イズ ベスト という言葉がピッタリのフレーズがなんともいい。ファンキーな乗りは一流です。又、スタックスということもあって、モダンな8ビートで幕開けです。
【 Little
Walter / Hate to see you go 】
ブルーズの巨人 ”リトル・ウォルター” の名作中の名作。フレーズ、テクニック、音つかい、どれをとってもハープのお手本です。曲も独自のポップ性が他のブルーズマンに類をみないもので、これぞウォルターと唸らせる1枚。ジャケットも喧嘩っ早いウォルターがみなぎってます。
【 The James Cotton Band / 100%COTTON 】
ファンク・ブルーズの名盤です。これを聴かなきゃファンク・ブルーズは語れません。ジェイムス・コットンのパワフルなハープはもちろん、バックも素晴らしく、天才マット・マーフィーの切れ味鋭いギター炸裂!!(古い!?)。とにかく、ハープの切れは天下一品で、バンドとしても完成度が高いアルバムです。
【 Billy
Branch / Blues keep following me around 】
”THE SONS OF BLUES” ”Johnny Winter Band” 等で活躍していたビリーのソロ第1弾。彼得意(たぶん)の3連や、メローなフレーズが随所に現れています。楽曲もバラエティに富んでおり、ハーピストのみならず楽しめる1枚です。現在進行形のシカゴブルーズ。
【 Carey
Bell / Good Luck Man 】
現役バリバリのシカゴブルーズハーピスト。このアルバムは1997年発売のAlligator Records 移籍第2弾です。この人は何と言ってもサードポジションから繰り出す独特なフレーズ、パワフルなブロウ、クロマティックをアンプリファイドしたディープな音にあります。又、注目すべきは知る人ぞ知る「VICTORIA AMP」を使用していること。噂には聞いていたが、歪み具合といい良い音してます。
【 Rod
Piazza & The Mighty Flyers / Here and now 】
Little Walter 〜 George Smith の流れを継承するロッドの1999年最新アルバム。とにかくうまい。現役白人では5本の指に入ると思う。とにかくオールドアンプ、オールドマイクを使用したブローには1音でノックアウトされる。ほとんどオリジナル曲で、独自のブルーズを聴かせてくれる。又、ピアノの奥さんや、ギターのリックの音にも注目です。ギタリスト、ピアニストも楽しめます。
【 Kim
Wilson / Tigerman 】
骨太ブルーズロックバンド「The Fabulous Thunderbirds」のハーピスト/ボーカリスト。マディ・ウォーターズが”リトル・ウォルターの再来”というぐらい凄い。リトル・ウォルターのみならず、いろんなハーピストの要素を研究し尽くしているという感じ。とにかく凄いです。この人はアンプとして特別注文のアンプを使用しているという話しですが(sonny jr. というもの?)凝りに凝っている音も又凄い。