米沢市医師会健康メッセージ   トップページに戻る

 「おしっこの話」  斉藤医院  斉藤克之

普通の人は、1日5〜6回のおしっこをしますが、終わるとすっきりしてすぐ忘れてしまいます。

この「おしっこ」は腎臓で作られ、尿管を通って一旦膀胱にためられ、さらに尿道を通って外へ出されます。

たかが「おしっこ」ですが、これをすっきり排尿できるということは健康のバロメーターであり、とても大切なことなのです。

これがひとたびトラブってくるととてもやっかいで、気になるものです。先ず「おしっこ」の色、量や回数(特に夜間)、

臭い、さらには排尿時の痛みや急な切迫感、もれ、残尿感や尿閉等々、老若男女を問わずいろいろと気になることが

出て参ります。これらは、特に生命にかかわることもありますので、何かいつもと違うこと、あるいは気になることが

ありましたら、はずかしがらずに早めに受診していただきたいと思っています。

広報よねざわ 平成20年月15日号掲載