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認知症を予防しませんか? 篠原守信
認知症の症状には、ものが覚えられない(記憶障害)、時間場所人を思い出せない(見当識障害)
計画を立てられない(判断力低下)意欲が衰える等があります。そのために生活・社会的常識も
分からなくなると、一人での生活は難しく介護が必要となってきます。
認知症は病気の1症状です。できるだけ認知症の症状を早く見つけて、治せるものなら認知症を
治したいと誰もが考えることでしょう。
認知症は内科的疾患や脳の血管障害から来るものもありますが、最近はアルツハイマー病が
約半分を占めます。この病気には、完全には治せないが進行を遅らせることができるお薬などが
出されました。今後も治療薬の開発が期待できると思います。
何よりも予防が大切です。予防には食事、運動、ゲームなどの遊び、旅行、脳刺激訓練としての
パズル、計算ドリル、音読ドリルなどが有効と言われております。またご近所つきあいや友達との交流が
とても効果的です。
広報よねざわ 平成20年5月15日号掲載