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ゼイゼイしている子はいませんか?
今年も秋・ぜんそく(気管支喘息)の季節になりました。秋は他の季節よりもゼイゼイしやすく、ゼイゼイすると
治りにくいのです。それに加えて、運動会・持久走大会などもあり、発作(ゼイゼイして苦しくなること)が起きる
子が多くなるわけです。 ぜんそくの治療は、調子が悪くなってからよりは悪くならないようにすることが大切です。
きちんと治療すればどんなに重症な子でも、運動したときも含めてゼイゼイしない状態になれるよう、治療も年々進歩しています。
こどものぜんそくは、きちんと治療し続けていくと治る(ずっと全くゼイゼイしない)ことも十分にある病気です。
また、ぜんそくの重さは軽く思われていることが多いので朝咳が出始めたり、ゼイゼイしたら様子をみないで早めに
かかりつけ医を受診し、今後の治療について相談しましょう。
舟山病院小児科 斉藤誠一
広報よねざわ 平成19年11月15日号掲載