漢方勉強会

1.主旨・目的

 東洋医学が見直されてきており、薬価基準にも漢方製剤が約140種を越えている。漢方薬は西洋薬と違い、診断法・治療法が異なることから理解しにくいことが多く、処方を上手に効果的に使うための勉強会である。

2.形式、内容

 医師会館談話室もしくはZoomで参加して決められたテキストを輪読しており、現在は「弁証図解 漢方の基礎と臨床」(三考塾)を輪読している。
 タイムスケジュールは、テキストを輪読しながら独立行政法人国立病院機構米沢病院漢方内科の沼田健裕先生から解説を受ける勉強会を1時間ほどしている。

 ○毎月1回最終月曜日開催
 ○会員制で運営
 ○会費毎月1,000円(夕食あり)→現在はコロナ禍で食事なし、会費なし
 ○講師は沼田健裕先生、世話人は石山清司

3.発足の簡単な歴史

 昭和57年2月16日 第一回勉強会(12名)
 2で示した通り、輪読会形式で進行中。このほか講演会を下記の通り行っている。

・室賀昭三先生の講演会を2回。会発足後は昭和57年11月
・神 靖衛先生の講演会および臨床報告会(岩淵、遠藤国、遠藤健、高野各先生の発表)昭和58年6月
・藤平 健先生の講演会および臨床報告会(岩淵、島津邦、遠藤健、高野各先生の発表)昭和49年6月
・藤平 健先生の講演会 昭和60年7月
・佐藤 弘先生の講演会 平成2年6月
・その他 塩釜市の神 久和先生の講演会
・安斎圭一先生の講演会

4.会員メンバーの種類、種別、最近の参加実績人数

 現メンバーは20名(病院勤務医3名、開業医13名、薬剤師3名、その他1名)(令和4年6月30日現在)
 科別では、内科6名、外科2名、耳鼻咽喉科2名、脳神経外科1名、産婦人科2名、眼科2名、リハビリ科1名
 出席数は毎回6−10名

5.医師会員へ

 現在の輪読会は沼田先生を講師に迎えて分かりやすく解説していただいており、途中からの参加も可能ですので、漢方に興味のある先生はいつでも気軽に御参加下さい。

(2022.6 石山清司)