ニホンカモシカの観察


 タヌキとキツネの痕跡を探しに入ったフィールドで,必ず出会うのがニホンカモシカです。シカとカモシカの研究室にいたので,ついつい追いかけて観察してしまいます。地域定着性がつよく昼間に観察できるので,教材としても活用できるかも知れません。

 持っていたのが50ミリレンズだったのでマメ粒のようにしか撮れませんでした。フォトショップで拡大しましたが,これが限界のようです。

 

雪のあるこの時期に2頭で歩いているところを見ると,親子か兄弟なのでしょうが,サイズからは判断できませんでした。排尿も観察できなかったので,雌雄も不明です。ただこれを撮影した日以外でも2頭連れ立って観察されているので,たまたま出会ったというより,血縁であろうと思います。他の単独個体がいることも足跡からわかっています。

 

          

左は2頭連れ立って移動している足跡。写真の個体と思われる。

右はカモシカの糞と尿。                                                                                                                      


おまけ写真

リスのもの?