2001年モンテディオ山形
ミニミニ独断観戦
(ミーハー)日記

最近、素晴らしい観戦記を書くHPの管理人さんが増えてきたこともあって、観戦記はもっぱらお任せ状態
だったので、ここでは私情挟みまくりの独断観戦日記を短くまとめて書いていくことにします。

(3巡目)
9月8日(土)18:00〜
 vs サガン鳥栖 
山形
 2
前半 鳥栖
 0
後半
それはあまりにも悲しくて辛い惜別ゴールだった。
岳也の旅立ちをすでに知っていたサポーターからの執拗なまでの
岳也コール、そしてテーマソングである「走れホリー」が唄われる中
その気持ちを胸に秘め、いつにも増して走る岳ちゃん。
試合は開始早々から山形ペース。しかも前半開始5分には渦中の人岳也が
浮気からの縦パス一本で、前に飛び出していた鳥栖GKの
頭を抜く見事なループシュート。惜別弾だった。。飛ぶ鳥跡を濁さずとはまさにこのことか・・そう思った。
今日の岳ちゃんはカッコよかったし、チームのメンバーもみんなで盛り上げていた。
岳ちゃんの門出を祝福するように、チームワークのよさを感じた。

点が取れそうなシュートは何度もあったけど、後半7分に哲平が鳥栖GKを
かわし落ち着いてダメ押しの2点目。これで勝利を確実にした。
岳ちゃんは果敢にゴールを狙って走った。彼のポリシーでもある「ひたむきにがむしゃらに」
試合はDF陣・克美の頑張りもあり今日も完封勝利。

試合後ヒーローインタビューを受ける岳ちゃんは、公式発表が出ていないため
サポーターにさよならの挨拶をすることが出来ない。。。言葉に詰まる・・・
この頃から私はかなり涙腺が怪しかった。ヒーローインタビューを受けた3人が
バックスタンドに挨拶に来る。。もしかしたらこれが岳ちゃんの最後の勇姿かもしれない。。
そう思うと目が潤んできた。クラージュからの数度の岳也コール、そして走れホリーの
大合唱。何度も頭を下げて手を振る岳ちゃん・・・
「がんばれ〜」それしか言えなかった(涙)

今シーズンの躍進の立役者とも言えるし、今までその俊足でどれだけモンテディオサポを
魅了してきたことだろう。そんなことをずっと思い起こしながら岳ちゃんの背中を見送った。
うちのサポーターはあったかいよ。心からJ1札幌での活躍を祈ってるし
いつまでも応援してるよ。こんな大事な時期に移籍だというのに、みんな気持ちよく
背中を押したね。私はこのモンテディオサポーターを誇りに思うし
そのサポーターに愛された岳ちゃんを誇りに思う。だから札幌のサポにも
沢山愛されるようになって欲しい。山形サポーターの願いはそれだけ。
「走れホリ〜走れホリ〜ホリーホリーホリーホリー
ホリーホリーホリーホリー ホリーホリーホリー」 (9月8日 記)

9月1日(土)18:00〜
vs 水戸ホーリーホック
山形
 2
前半 水戸
 0
後半

今日はサポーターズクラブ「クラージュ」が【風船大作戦】で
市陸をモンテブルーに染めようという企画を実施した。
ピッチに近い観客席からも選手達を後押ししようとサポーターが詰め掛けた。
遠く九州から九州支部長、札幌から北海道支部長も結集して盛り上がった市陸。

さて勢いにのるモンテディオ、序盤から飛ばしていくかと思われたが
なかなか思い通りの展開にならず、逆に水戸にいい形をつくられる。
前半はこう着状態のまま、点が動かず少しばかりじれったかった。
ふとピッチから目をそらして空を見上げたら、真っ赤に染まった夕焼けが・・・
なんだかその美しさ・神秘的なものを感じ「これはきっと山の神様のお告げに違いない」と
勝手な解釈をして、勝ちを密かに確信したのでした。 なんの根拠もないのにね。

その予想通り?といいたいところだったが後半も何度かある
決定機に点に結びつけることが出来ず、どうにか流れを変えて欲しいと思ったところで
ハシラ監督すかさず二人を一気に入れ替えます。大島に代わって入った岳也は
水を得た魚のようにピッチに飛び出すと走り出した。そして確かに流れは変わった。
亮助が打ったシュートを相手GKがはじいたその瞬間を岳也は見逃さず
猛スピードでダッシュ。しっかり押し込みゴ〜〜〜ル!!
(岳也ったら謙遜の「ラッキーなゴール」だなんてそんなことないよ。
キミが猛スピードで詰めてたから、走ったから生まれたゴールだよ♪)
そうするとわずか5分後には、お返しとばかりに岳也の浮かせた
センタリングに亮助が頭で合わせてきっちりとゴール!!!
押せ押せムードの中、2-0で勝利を飾った。

一時期のあの延長好きはどこへ行ってしまったのか?(笑)
ここのところしっかり90分で勝ってくれて、しかも得点できるようになった。
この好調の波を持続させていこう!今週は中3日でアウェイ。
中2日でホームと一週間に3試合のハードなスケジュールだ。
過酷なJ2リーグで最後に笑うのはどのチームだろう。
上位チームがつぶし合いをしている頃に、虎視眈々と狙っている我がチーム
きっと侮れないよ〜(笑)  (9月2日 記)

8月18日(土)18:00〜
vs 横浜FC
山形
 1
前半 横浜FC
  0
後半
前節仙台に負けたものの、決して調子が落ちているわけではない
我らがモンテディオ。ここは連敗などしている場合ではない。


14日のベガルタに敗戦した時、ふと気がついたことがあった。
肩スポンサーの「でん六」の「勝ちピー」を食べ始めてから負けなしだったのに
14日はパタパタしていたこともあって、勝ちピーを買い逃してしまっていた。
そして悔しい負け・・ 夜、そういえば勝ちピーを勝ってスタジアム行くようになってから
負けてないことに気がつき、後悔したがもはや遅い Σ( ̄□ ̄||| ガーン
そんな笑えるような笑えないようなジンクスを作ってしまったため、今回は絶対勝ちピーを
食べて市陸に行かなければ・・と道中のコンビニで3袋GET。よし、これでもう大丈夫!

市陸は個人的には大好きだ。施設は古くトイレも暗くて怖いし、選手はプレハブの
小屋みたいなロッカールームから出てくるし、見た目はちっとも良くないんだけど
何が好きかって、これはもう観客席とピッチがものすごく近い。臨場感抜群だ。
選手との距離が近く、息づかいや声や雰囲気を肌で感じられるのだ。サッカー専用スタジアムでも
これだけ近いとこあるんだろうか?と思うほど。芝の状態も去年の張り替えで綺麗な緑だったし
少なくとも、歩くたびに芝がめくれあがるようなビッグアイよりはずっとよかった(あら、失礼(^^;ゞ)
監督もご自身のコラムで、書いているように改修工事が出来たら専用スタジアムに
したほうが利用価値は高いんだけど、果たして実現可能かというと様々な問題はあるらしい。
でも、憧れるな専用スタジアム。。

さて試合の方はというと、横浜FCの熱心なサポーターが多数詰め掛けていた。でもサポ分裂?
二手に分かれて、まったく異なる応援をしていたようだった。

前半は風向きがよかったことも幸いして、押し気味に試合を進めるが
なかなか点に結びつかない。中盤のシステムを、フラットからダイヤモンド型に変更したらしい。
意志の疎通がいまいちだったとは思わないけど決定機を欠いて、結局前半は0-0のまま折り返す。
後半も、なかな決定機が訪れず少しテンションが下がり気味になり始めた頃だった。
後半19分、ミスターモンテディオ高橋健二が右サイドからクロスで折り返す。
絶妙のボールを受けた亮助が、これをきっちり押し込み先制!!
その後は惜しいシーンが何度かありながらも、追加点をあげることが出来ず
結局1-0のまま試合は終了する。
市陸に集まった約3500人のサポーターも、今年初の市陸での勝利をしっかりと楽しんだ。

次節はまたちょっと鬼門になりつつある湘南戦だわ。でも今のチーム状態なら
絶対勝てると信じてる。頑張ろう!!(8月21日 記)
  


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