2000年モンテディオ山形
today’s game

11節 5月7日(日)14:00〜 浦和レッズ 山形

前半 仙台

後半
- 延長前半 -
- 延長後半 -
やった〜やりました、モンテディオ!J2全勝街道をひた走るレッズに土をつけました!
一年でJ1復帰を目指す浦和はここまで全勝負け知らず。
J2の他チームサポからも、なんとかJ2の意地を・・という熱いコールを送られる中恥ずかしい試合は出来ない。
選手達はみんなそう思っていたに違いない。

12000人近くの観客の中でのプレーは、ホームでは初めての体験。
浦和からの熱狂的なサポーターも大勢来県しスタジアムの熱気は最高潮。
試合の方は立ちあがりからレッズの個人技が光りやはり押されっぱなし。岡野のスピードにもなかなかついていけず
危ない場面を何度か迎えるが、ゴールポストに助けられGK克美のファインセーブもあり、なんとか0-0で折り返す。

後半に入り、少しづつ流れが山形ペースになる場面が多くなる。
後半から小野を投入したレッズは再三モンテディオゴールを脅かすものの、得点には結び付かない。

選手達の気迫が感じられた。なんとしても勝ちたいという執念にも似たような意地のディフェンス。粘り強いサッカーをして
集中力を切らさなかったモンテディオに、チャンスは訪れた。

延長かと思われた後半44分。西山が倒されて得たFKから、モンテディオ陣内でボールがつながれ
好調、高橋健二が絶妙のクロスを送り出します。
それに真下が上手く反応しシュート。レッズGK田北の手をすり抜けるように
ボールはゴールに吸い込まれ、それが結局決勝点となり1-0で浦和を破りました。

捨て身なまでの、全員の気力がレッズを上回ったのでしょう。気力が実力を超えることもあるんです。
この調子でどんどん上位を叩いてリーグを面白くしていこう!

10節 5月4日(木)14:00〜   ベガルタ仙台   山形

前半 仙台

後半
- 延長前半 -
- 延長後半 -
お〜い!どうしたのよ〜??せっかく同点に追いついて、勢いで押しておきながら・・
後半ロスタイムの失点・・・どうにもイヤな負け方だなぁ。
アウェイ仙台スタジアムでのゲーム。山形からも多数のサポーターが
終結して東北ダービーの熱気を誘います。私はTV観戦でしたが、その内容を少し。

試合開始わずか30秒ほどでクリアミスからペナルティエリア内で
まさかのPKを与えてしまいます。これを仙台藤吉が決めて先制されます。
藤吉の動きに克美反応しますが、雨で濡れていたこともあり
惜しくもとめることは出来ませんでした。
しかしその後は特に危ない場面もなく落ちついて試合は進行します。前半はそのま終了。
後半は山形が攻撃的にしかけます。27分FKから吉田が蹴ったボールがクリアされるが
後ろから詰めていたキャプテン淳志が目の覚めるようなミドルシュートを放ち、同点に追いつきます。
この後も何度かいい形を作りますが得点には結びつかず。。
延長かと思われた後半ロスタイムにゴール前のパスミスから2点目を奪われ、そのままタイムアウト。。

勝てる試合をまたも落としたという印象だった。試合内容は確かに悪くない。仙台もよくなかった。だからこそ
勝っておかなければいけない試合。最後に集中力が切れた不用意なパスミスは命取りだ。。
とにかく気持ちを切り替えて、キャプテンのコメントにもあるように開き直って、全員サッカーを考え直して欲しい。

9節 4月29日(土)14:00〜 アルビレックス新潟 山形

前半 新潟

後半
延長前半
延長後半
まさかの延長Vゴール負け・・・軌道にのりはじめてきていただけに、どうしても勝っておきたかった。
圧倒的に優位に進んでいたゲームのはずなのに・・・

前半9分に新潟ナシメントにこぼれ玉を押し込まれ先制されてしまいます。
しかしゲームは山形が終始押し気味で、23分右CKから
吉田が蹴ったボールをジェフェルソンが頭で合わせてゴール。すぐに1-1に追いつきます。前半はこのまま終了。

後半も山形ペースで試合は進み、真下を投入し好調高橋健二を中心に攻め続けますがフィニッシュが甘く
得点に結びつきません。新潟もカウンター狙いで攻撃してくるが
やはり決定力に欠け、そのまま後半終了。延長突入です。

延長戦に入ってからも、山形ペースで試合が進むものの決定力不足を露呈した形になってしまった。
延長後半12分カウンターから新潟寺川のシュートがDFに当たり跳ねかえったところを鳴尾に押し込まれVゴール負けとなりました。

やはり・・またしても・・いい試合内容なのに勝てないのはあきらかに決定力が乏しいからなのだ。
なんとか対策は打てないものなのか・・

4月23日(日)12:30〜 コンサドーレ札幌 山形

前半 札幌

後半
- 延長前半 -
- 延長後半 -
やりました2連勝!!カップ戦含め3連勝。ようやく監督の戦術が浸透してきて
選手がそれに応えるプレーをしてくれるようになった。
今日の勝利はすばらしい価値のある勝利。対する札幌は今期まだ負け無しであり、すごいのはリーグで失点がわずか1
だということだった。その崩れないDF陣から2点をもぎ取った。
今日は殊勲賞を選手全員にあげたいぐらいだ

前半立ちあがりは札幌のペース。ボールも支配され、危ないシーンもあった。
しかし前半中盤頃から徐々に山形が押されていそうで実は試合の主導権を握っていたように思う。

点が動いたのは前半37分、右サイドからのクロスを高橋健二がペナルティエリア内で胸トラップし、そのままシュート!
呆気に取られる札幌のサポーターにちょっと遠慮しつつ地味にガッツポーズする、前キャプテン。やっぱりシャイ(笑)
そして前半終了間際の44分、期待の堀井がカウンターからジェフェルソンが上手く出した パスを
GKに阻まれながらも、上手く交わしてシュート! 前半は2-0で折り返します。

後半は、どれだけこの点を守れるかが鍵になってくると思われたが、札幌のエメルソンに何度も危ない場面を作られるも
集中力の切れない山形ディフェンダー陣の踏ん張りでチャンスの芽をつぶしてゆく。GKの克美もナイスセーブ連発。
怪我からいきなりの復帰で、調子が悪いのでは・・という不安が吹っ飛ぶような守護神ぶりだった。
結局、焦ってイライラが目立ってきた札幌に対して淡々と自分達の仕事をこなした我がモンテディオが見事な零封勝利を飾った。

今日の勝因は、なんといっても集中力が切れなかったことだと思う。
見事な集中力だったと思う。どこかで切れるんじゃないか・・
という不安を余所に、選手の気迫のこもったプレーは見ていて感動すら覚えた。
そして少ないチャンスを確実にものにしたこと。(今まではこれが出来なかったんだもんね〜)
これで波に乗る事が出来た!あとは上を目指して1戦1戦大切にしていこう。
今日のような試合が出来たら、もうどこのチームも怖くない。

7節 4月15日(日)14:00〜 ヴァンフォーレ甲府 山形

前半 甲府

後半
- 延長前半 -
- 延長後半 -
ついに連敗STOP!勝利の女神ならぬ山の神はエドウィンだった!!
急遽即戦力として加入したエドウィンが素晴らしい働きをしてくれた。
しかもエドウィンの加入によって今まで目立たなかったジェフェルソンが活かされてきた!

前半からゲームの流れは山形ペース。しかし15分に甲府に先制されるイヤなパターン。
が、今日の山形はここからがすごかった。36分に攻め込んで何度もはじき返されたボールを
エドウィンが左隅にきっちり綺麗に決めます。

前半44分に甲府のルイスが、太田に肘打ちをして一発REDで退場となります。
前半は1-1のまま折り返しました。
後半は相手が一人少ないという数的優位な立場もあって何度も攻め込み、圧倒的にボールを支配します。
54分に甲府・赤尾が2枚目のイエローで退場となり二人少ないというラッキーさも手伝って55分に健二が攻めあがり
ペナルティエリアで倒されPK。それを吉田が手堅く決めます。その後も60分にはオウンゴールを呼び、代わって入った根本が68分
GKの股を抜く技ありシュートで地元で嬉しい初ゴールを!(おめでとう、根本!!)
終了間際にカウンターから失点してしまったが(これは本当に気をつけないと。今後の課題だ)
オウンゴールでもなんでもいいからとにかく勝って欲しかった山形は、運も味方にして勝ち点3をGETした。

最後の失点はちょっと余計だったけどとにかく1勝の重みをこれでもかというほど体験した山形。
エドウィンという山の神を中心に、じわじわと上り詰めていこう!さあ、これからだよ!

6節 4月9日(日)13:00〜    サガン鳥栖    山形

前半 鳥栖

後半
- 延長前半 -
- 延長後半 -
チームワースト記録樹立。。。泥沼の5連敗。
こうなると泥沼って言葉が妙にしっくりきてしまう(^^;勝つことがこんなに難しかったとは・・

3-5-2のシステム。堀井にTOPを託すが、前半決定期に決められず0-0で折り返す。

後半9分カウンターから失点。その後も縦パス一本から追加点を許す。
結局再三のチャンスを生かし切れずに試合終了。

立ち上がりがよくなかった過去の試合を見比べると、だいぶ踏ん張れるようになってきている。
試合を見ていないのでなんとも言えないのだがスポーツ紙によると、ボール支配率は圧倒的に上らしい。。
勝てそうな試合を落としているのはこのへんなのだ。
決定的なチャンスに決められない。監督の嘆きが見えるようだ・・元々個人技に飛びぬけて優れた選手はいない。
だけど、今まではそれをカバー出来る連携があった。チームの仲のよさが、プレーに現れていたはず。
それが山形の良さ、山形の持ち味のひとつ。どうかそれを思い出して欲しい。

選手は前を向いて勝つことだけ考えよう!どん底まで落ちたら、あとは這い上がるだけなんだから!

5節 4月2日(日)14:00〜  大宮アルディージャ 山形

前半 大宮

後半
- 延長前半 -
- 延長後半 -
勝てない。。。。どうしたんだろう?焦りがだんだん色濃くなってくる。。
開幕4連敗はちょっといただけないぞ。
登録上は4-4-2のシステム。しかし、実際は3バック。その3バックが機能しないうちの前半5分に
大宮にセットプレーから先取点を許してしまいます。立ちあがりがよくないのは今期の典型的負けパターン。。

その後はしっかり立ち直るも決定的なチャンスを逸してしまう。極め付けは根本がもらったPKのチャンスを
昨年得天王争いした真下が蹴るが・・・無情にもGKに阻まれてしまう。。。
真下の調子の悪さを露呈してしまったようだ・・
だけど、ボールの支配率は圧倒的に山形。確かに勝てないけれど、やりたい事は少しずつ出来ている。
システムも機能しはじめている。これを考えると我慢の時なのかもしれない。

サポーターも怒りのぶつけどころがないけれどここはひとつ耐えていかなければいけない時かもしれない。
今こそ選手に力を与える時かもしれない。こういう時にこそ支えるのがサポーターなんだと
そう思う。次こそは勝とうね、一緒に!

4節 3月30日(木)19:00〜  湘南ベルマーレ  山形

前半 湘南

後半
- 延長前半 -
- 延長後半 -
なんともコメントしにくいゲームだなぁ。。ああ、涙の開幕3連敗・・(;;)
どうしたモンテディオ山形!

湘南は確かにJ1からの降格チームである。補強選手が揃っている。層が厚いのもわかっている。
でもでもでも〜・・・開始15分以内で3失点はなぁ。。。DF陣もっと踏ん張ってくれ〜!

仕上りが遅いとは言っても、こんな点差で負けるほどのレベルの差はハッキリ言ってないはず。
モチベーション低過ぎやしないだろうか。。。前園に2点・松原に2点・渡辺に1点。ちょっと点やりすぎだよ!!
3試合で10失点・・これは結構深刻にとらえないと。。

とにかく負ける事に慣れたらダメ。もっとテンションあげていこう!
真下の調子がまだ上がっていない分、今日得点した堀井にかすかな期待をして。
次節は好調のアルディージャだが、必ず勝とう!暗闇を抜け出すにはまず勝つことだ!

3節 3月26日(日)14:00〜 水戸ホーリーホック 山形
前半 水戸
後半
- 延長前半 -
- 延長後半 -
二日前から荒れた天気でホーム開幕も吹雪が予想されたが、去年とまったく同じ様に吹雪のキックオフとなった。
対する水戸は、今年JFLから昇格したチーム。とはいえ、一昨年JFLに昇格してきて対戦したこともあるチーム。
その頃とはかなりのレベルの違いであろうことは補強の選手を見ても一目瞭然だった。
しかも前節、大分を破っている侮れない相手だった。

前半はモンテディオペースでボールも圧倒的に8割から9割支配していたし、シュート数も多かった。
しかし決定的な場面を作るも得点ができない。前半24分、CKから頭で合わせられ水戸に先制されてしまいます。
その後なかなか得点出来ずに焦りの色が濃くなった頃好調な健二が粘って1点を返します。

ハーフタイムの間にスタッフが必死で雪かきをするも後半はますます雪が強くなり、カラーボールが使用された。
ラインも見えない状態でジャッジもかなり曖昧だった。ファールを流されたり、首を傾げるようなジャッジも。。

後半23分、カウンターから水戸に再び勝ち越し点を決められてしまいます。
結局そのまま点を返す事が出来ず2連敗(;;)再三に渡る形を作っても決定力不足はやはり未だ解決できていない。

総合的に見ても勝てない試合ではなかったし明らかに相手を上回るシュートを放ちながら決定力の無さに敗戦した。
これを真摯に受け止めて、次節はコンディションのいい中悔しさをぶつけるような動きをして欲しい。

1節 3月12日(日)14:00〜   大分トリニータ 
山形
前半 大分
後半
- 延長前半 -
- 延長後半 -

因縁対決とまで言われたこのカードは借りを返された形で大分に軍配があがりました。まさに昨年の
J昇格の夢を打ち砕いた借りを返された形となってしまったようです。
大分は例年にない選手の大量補強を行っているので、見た目にも選手層は厚くなっているようだ。
京都からは山形で2年間プレーしていたシジクレイをレンタルして、中盤を厚くしている。
予想通り、シジにチャンスをつぶされる場面が多かったらしい。
それに一昨年JFLの得点王のヴァルディネイを上手く使っているようだった。
試合の方は後日弟のHPで観戦記をご覧になっていただきたいがBSの速報J2を見た限りでは、シュートまでの形を作っていたのは
悔しいけれど大分の方だった。山形はセットプレーからの1点どまりだった。

しかし、期待のルーキー松田が予想以上の働きをしていることやセットプレーをきちんと点に結び付けるなどのいい面も
見えてきているので、長いリーグ戦を闘っていくのには監督の言う「全員守備・全員攻撃」が絶対必要になってくるはずだ。
早く理想のシステムに近づけて、得点シーンを沢山見たいものだ。