1999年 春
1999年6月25日(金) 福島県文化センター
〜 曲目 〜
ため息をつかせてよ・季節の中で・君を忘れない・
愛は・・・
6月の雨・泣いてしまいたい
インターバル この世で君が一番好き・あなたのために・こんな時代に・僕なら
アンコール 君をもっと・夜を飛び越えて・長い夜
恋・旅立ち・銀の雨・
人生の空から(4曲メドレー・全部ワンコーラス)
ひまわり
アンコール Over Night
福島県文化センター。。実に久しぶりである。
同じ福島県内でも、郡山やいわきなどにはよく訪れる
千春さんも、
きっと久しぶりを感じているに違いない と思いながら、テンションを高めていく。
ほぼ10分遅れで始まる。 グレーのストライプのスーツで登場。
靴は黒。右手、左手の薬指に一個づつでっかい指輪。
オープニング♪ため息をつかせてよ♪
一曲目が終ると、早速MC。
なんと4年8ヶ月ぶりの福島だったらしい。
この文化センター、築何年ぐらいなのか?結構古い。
ホール自体も結構狭く、ステージもやはり狭い。
千春さんも、その事を口にして苦笑していた。
そのため、私の位置からはももちゃんが全く見えなかった。。
♪季節の中で♪ ♪君を忘れない♪
自分の歌には高音域の曲が多く、もし自分が死ぬ時は
ステージの上で季節の中での♪め〜ぐ〜るの
めを 唄った瞬間にクモ膜下などと笑いをとる。
《メンバー紹介》
恋愛の歌を軽くと言いながら ♪愛は♪ ♪6月の雨♪
6月の雨は、もう少しで6月が終るので6月のところを
7月に変えて唄えば
「10月・雨」っていう曲があるから 9月まで引っ張って行けると笑わせる。
そのあと、石田純一さんの話しで盛りあがる。
石田さんは46歳、千春さんは43歳。
三つ下なのに 「千春さん」「純一」と呼び合う不思議な仲だと(笑)
梅宮アンナさんには「おまえの親父よりいい男は
俺しかいない!」と言ったそう。
♪泣いてしまいたい♪ イントロが始まると、
ジャケットを脱ぎ左手にそれを かけたまま唄いました。
インターバル
ギバちゃん(柳葉敏郎)コメント 曲を書いてもらった時に、
「後で千春さん唄ったりしないですよね?」
って言ったら
そんなことしないって返事だったのに今やツアータイトルになってる。という話など。
「俺の人生」ライブ映像 久本雅美のコメント
上京する時の弟さんとの思い出話など「大空と大地の中で」ライブ映像
コロッケのコメント ものまねを交えて、楽しいコメントを
会場では一番笑いが。
「旅立ち」ライブ映像 横浜・権藤監督のコメント
去年の優勝戦線の頃にアドバイスしてもらった
事や、
日頃の仲のよさがわかるお話 「勇気ありがとう」ライブ映像
幕が開き、2部スタート。
バックのメンバーが、照明暗転のまま位置につく。
千春さん登場― 白のサマーニット風の上下でラフに。
♪この世で君が一番好き♪ 昨年亡くなったお姉さんのお話。
2/20に47歳の 誕生日を迎え
4/28日に亡くなったお姉さんに 捧げたこの曲のこと。
お姉さんがつけていた手帳に書かれていた最後のページ。
「千春、ありがとう。明人ありがとう。○○ありがとう。
たけちゃん、ありがとう。
父さん・母さん生んでくれて ありがとう。光里、生まれてきてくれてありがとう・・」
聞くたびに、条件反射のようにうるうるしてしまう。。。
会場でも、ハンカチの数が目立つようになる。。。
お姉さんがいなかったら、フォークには出会わなかった。
♪花はどこへ行った♪を少しだけ唄ってくれる。
「英語でも唄えるんだぞ」と言いながら
「昭和28年 からコロンビア大学で・・」と笑いをとる。
お姉さんがいなかったら、今こうして唄ってはいない。
いつまでもフォークソングを守り続けると力強く。
自分はフォーク界のトキのようなもの、松山トキと
呼んでくれ。
とここで、また会場は爆笑。
♪あなたのために♪ バックのメンバーがコーラスだったのですが
千春さんが 吉永さんに声が大き過ぎるとチェック。
吉永さん♪あなたのために〜のところをソロで唄うハメに。
前に福島に来た時に、飯坂温泉に宿泊したお話を。
露天風呂に、みんなで入りに行ったはずが
後ろを 振り向いたら誰もついてきていなくて、
結局ひとりで 真っ暗な露天風呂に入ったそうです。
ももちゃんは誰のバックをやっていたかで
こうせつ・ 正やん・村下孝蔵さん
ここで村下さんのことに ちょっと触れる。
堀内孝雄・佐野元春 次になっちゃんこと夏目さんにふる。
なっちゃんが、鈴木康弘・小田さんと言うと、千春さん
♪もう終りだね〜君が小さく見える〜
ここまで唄うと おもむろに、なっちゃんに向って
「夏目は小さいんだ」 「お前ちょっと立ってみろ」なっちゃん立つ。
「はい座って」なっちゃん座る。会場爆笑。
千春さん、なっちゃんかわいそうだって〜。
ま、千春さん流の愛情表現のひとつとわかってますけど(笑)
「FUN」に出演した話。こうせつさんの話。
陽水さんの話。GLAYのタクローの話。
アキレス腱の話。このアキレス腱の話も何度か聞いた事が
ありますが、
時計台病院に入院していた時の笑い話を 面白くしてくださいました。
これ、ほんとに笑えます。
♪こんな時代に♪ こんな時代、自分は足寄に生まれて誇りに思っている。
TVでニュースをよく見る。しかも、見ながらTVに
向ってブツブツ言うタイプ。
「新ガイドライン」「通信傍受」について熱く語る。
「あなたが生まれてきて、今迄生きてきたのは
あなた個人の財産であって、国に管理されるべきものでは
決してない」
「自分が生きてきた爪あとを残して欲しい」
「私は存在したという、私は生きていたという
証しを残して欲しい」
♪僕なら♪ 本編 20:20終了
アンコール ♪君をもっと♪ ♪夜を飛び越えて♪
♪長い夜♪
ここで、ももちゃんのソロギターで ♪恋♪ ♪旅立ち♪
♪銀の雨♪ ♪人生の空から♪
(恋〜人生の空からまでは、全部ワンコーラスでメドレー)
♪ひまわり♪ 背景にひまわりが大きく映し出される。
アンコール ♪Over Night♪ バックに一面
☆∴‐☆。‥☆。☆∴‐☆。‥☆。☆
「ど〜〜〜〜〜〜〜〜〜も」で終了しました。
21:10終了。
福島は久しぶりとあって
会場の熱気もただならぬものが ありました。
私は今回滅多に見ることのない(贅沢な話 ですが)
2階席からだったので、ゆっくりと周りを 見渡す余裕があり
後ろから高いところから千春さんと ステージを
見下ろすのもなかなかのものでした。
しか〜し。アンコールに入ると、じっとしていられなくて
座っている人の邪魔にならないように、
通路側に スタンディングしたので
そこから先はメモを取ることが 出来ずごめんなさいです。
前日、仙台で弾き語りをしてくれたので、今日も・・と
期待をしていたのですが、
「明日、福島なんだけど、お前ら ここで弾き語りした事、内緒だぞ」
って言っていたのは 嘘じゃなかったのね〜(;;)
その代わりといってはなんですが、ワンコーラスづつだけど
いわゆるHIT曲のメドレーは、会場のみなさんも喜んで
いたようです。
老若男女を問わず、すべての人を魅了してしまう
千春さんのパワーはすごいの一言です。
今日もまた、千春病にかかって家路についた人が
沢山いたのでしょう。
これで、私の春は終了です。
これからの方千春さんは 元気に残りのツアーまわってきます
って言ってくれたので どうぞ、お楽しみに。
すてきなメッセージを受け取って きてください。
6月24日(木) 宮城県民会館
〜 曲目 〜
ため息をつかせてよ・季節の中で・君を忘れない・
愛は・・
6月の雨・私を見つめて
インターバル この世で君が一番好き・あなたのために・こんな時代に・僕なら
アンコール 君をもっと・夜を飛び越えて・アクセル・
さよなら・これ以上・長い夜
アンコール Over Night
開場前、並んでいるとフェーン現象のような生暖かい
強風が吹き
髪の毛ぐしゃぐしゃ状態(笑)
千春に会う前からこんなで、どうしよう?
なんてどうでもいい事を考えながら、いざ席に。
昨年秋の、山形以来約7ヶ月ぶりの千春さまとのご対面。
やっぱり幕があがるまでは、DOKIDOKI。
一曲目♪ため息をつかせてよ♪で軽快にテンポよく始まる。
グレーのスーツでお出まし。
軽くご挨拶のMC。 ここで、突然村下孝蔵さんの訃報を知らされる。
一瞬固まる。。昔よく聴いていた「初恋」や「踊り子」
などの曲が、頭の中をぐるぐる駆け巡る。
ももちゃんが、村下さんのバックをやっていた事もあり
しばし、その話題に。
♪季節の中で♪♪君を忘れない♪ ここで軽くメンバー紹介
♪愛は・・・♪この曲はひところよく聴けたが
最近 ご無沙汰だったような気がして嬉しかった。
思わず、のりのりに。 ♪6月の雨♪を優しく情感たっぷりに。
そして、きました。この曲♪私を見つめて♪
すでにタイトルを聞いただけでも「じ〜ん」なのに
切々と唄う千春を見ると、うるうるものでした。
懐かしいあの日々がフラッシュバック。。。
ここで本編一部終了。
インターバル
皆さんのコンレポにもあるように仲のいい芸能人の方達のコメントと
それぞれの想い出の曲の映像が 流れました。
ギバちゃん・久本さん・コロッケさん・権藤監督
それぞれに
それぞれの想いがあって、すごく よかったです。
バックメンバーが舞台暗転のまま、定位置につきます。
♪この世で君が一番好き♪
去年亡くなったお姉さんの事を少し話してくれました。
フォークを教えてくれたのは、お姉さん。
お姉さんが いなかったら、自分は今こうやって唄ってはいない。。
そして♪花はどこへ行った♪を少し。
この話、もう何度も聞いたのですが
何度聞いても じわじわとくるものがあります。
特に「生まれてきて くれて、ありがとう」この台詞にはほんと弱いです。
フォークの話題から、フォーク界の先輩達の話題に移ると
千春さんの舌はもう滑らか過ぎて
過激 過ぎて(笑)とどまるところを知りません(笑)
♪あなたのために♪なっちゃんヴォーカルです!
かなり気合入ってたように思いました(笑)
ここでのMCだったと思うのですが
いつも聞いてる はずの某女性歌手の話に、
なぜかうけまくった私は とうとうツボに入ってしまい、かなり笑い泣き状態。
♪こんな時代に♪再びなっちゃんのヴォーカルで。
そして、今回のツアーの最大のメッセージである
「あなたのことを、誇りに思っている人が 世の中には必ずいる」
と熱く熱く語ってくれました。
ずし〜んと胸に響くこのメッセージに酔いしれていると
優しく優しく♪僕なら♪を唄って、本編二部の終了。
アンコール ♪君をもっと♪ ♪夜を飛び越えて♪
♪アクセル♪
この曲、去年の秋のツアーでは聴く事が 出来なかったので
唄ってもらえて嬉しかったぁ。
ここで、恵比寿のひとり唄の話題に触れ
ギターが 登場すると、弾き語りの体勢に。
ちょっと長くなるからと、バックのメンバーを
いったん、ステージから舞台そでに。
♪さよなら♪ ♪これ以上♪この曲は、
あんまりコンサートでは 聴かない曲でもあり
懐かしい曲でもあり 会場もし〜んとなったまま、千春の歌にうっとり。
そして♪長い夜♪ ギター一本で歌い上げていましたが
途中から メンバーが小走りに定位置へスタンバイ。
そして、千春さんマイクを持ちお得意の振りで
ステージを所狭しと動き回ります。
アンコール ♪Over Night♪
ステージが☆でいっぱい。とっても綺麗。
とてもロマンティックにエンディングを迎えました。
21:00ジャスト終了。
「FUN」を見た時に、声の調子を心配していましたが
杞憂に終わりました。
選曲は、とりわけて珍しいということもなかったのですが
♪6月の雨♪や♪私を見つめて♪で不意打ちをくらった私は
弾き語りの♪これ以上♪でメロメロ状態に(笑)
美空ひばりさんの「悲しい酒」なども聴けました。
それと、仙台では久々の4列目をGET。
しかも角度的に、千春さんもなっちゃんも
しっかり 見える美味しい席でした。ほんとにラッキー。
ひとつ、面白かったのが初めの方のMCで、
千春さんが 四国の話を出した時に、なっちゃんと吉永さんが
異常にうけまくっていました。
四国で何やら楽しい事があったのでしょうか?(笑)
いつもいつも、千春さんには「愛と夢と希望と優しさと・・」
その他、いっぱいのものをいただきます。
またひとつ、千春さんのメッセージが増えました。
ステキなコンサートをありがとう。