1999年 秋



1999年12月14日(火) 郡山市民文化センター



〜曲目〜
1.優しい風 2.ロンリーハート 3.クリスマス 4.銀の雨 5.人生の空から 
6.愛という名の旅 7.Champ Never Die 
8.ガリレオ 9.午前3時 10.残照11.明日のために
アンコール 12.夢の旅人 13.長い夜 14.SWAY 15.北風  16.雪化粧 
アンコール 17.大空と大地の中で


遠い記憶「東北ツアーレポ第4弾!」秋はラストです。
そして今年最後のコンサートです。
12月の東北でのコンサ〜ト〜!? かなり恐怖〜。。。。
なにしろ交通の便が決していいとは言えないところに
住んでいる私にとっては、移動手段は車に頼るのみ。
となると・・・この時期は雪が心配されます。
郡山が降る事はないとは思ったけど、なんといっても
福島に入るまで、峠を超えなければいけないのです。。
これは当日、直前までの賭けでした。
が。。無事なんとか行って帰ってくることが出来ました。

では簡単にレポ書かせていただきます。
私は郡山は初めてだったので勿論市民文化ホールもはじめて。
新しくて、綺麗なホールでした。
5分前のブザー。。「あ〜緊張〜」
でも今回は、めちゃくちゃ後ろの席だったので
オペラグラス 片手に構えていました。
18:37 開演。 一ヶ月ぶりの千春さん。
そして前回会津では、声の調子が
おもわしくなかったので、そのことも含めてドキドキ・・

オープニングは「優しい風」
千春さん元気よく登場。 おっ、快調快調!
ご挨拶とかる〜く一年ぶりの郡山の話を。
「ロンリーハート」「クリスマス」
福島は今年何度も訪れてくれた千春さんですが、
先月の 会津風雅堂を「弁当のような会場」昨日のいわき市の平市民会館は
11年ぶりだったけど すごく古い会館だったらしく、その話を。

サルバトール・ダリの話。
他会場と同じく古い歌と新しい歌どちらが好きかを聞きます。
古い歌から「銀の雨」「人生の空から」 そしてすぐにメンバー紹介。
今日はモモちゃんがターゲット。
「丸山くん」を何度も何度もくりかえします(笑)
チャット仲間のTaviちゃんから、ちょっとした話を 聞いていたので
ドラムの小林さんに目が行ってしまい ついつい注目してました。

昨日郡山に夜遅く到着して
、メンバーと打ち上げを やった時の話を。
中学での生徒会長だった時の話。
広島での「昆布茶漬け」の話には大うけ。
千春さんの弟さんの話や娘さんの話など、プライベート ネタでも盛り上げます。
先日BSで放送された番組のことを。
最初は出るつもりはなかったが、他の出演者は90分なのに
千春さんだけ120分、この特別扱いに弱くて出演OKした
というようなことを言い、笑いをとります。

「愛という名の旅」
ジャイアント馬場さんの思い出話から 「Champ Never Die」
夏のイベントの話。陽水の話で、彼がホリプロからデビューしたので
自分は ジャニーズ事務所で!という話から
ちょっと 書けないような(^^;)話まで(笑)
フォークシンガーとしての自分に誇りを持っている。
という話から、親友の横浜ベイの権藤監督の話に。
最近TELがかかってきて、「江藤を取られた」の話。
佐々木がメジャーに行く事になったのは、自分にも 責任があるという
沖縄キャンプでの話などなど。
で、話が本題に戻りフォークを唄っていきたいと。 「ガリレオ」を。

恋愛の歌ということで「午前3時」
人生訓・教訓が入っているイソップの寓話の話を。
【北風と太陽】【アリとキリギリス】【金の斧、銀の斧】 で会場は爆笑。
【町ネズミと田舎ネズミ】の話から
どんなに贅沢な暮らしをしても、ピリピリとしていたのでは 心は充実しない。
貧しくても、のんびりと自分のペースで
心が豊かな生活をしていくことがいいのではないかと。

そして自分は自分のペースでこれからも唄っていきたいと。
「残照」 夏目漱石の【草枕】から。
この辺は、過去3つのコンレポと同じなので割愛します。
法の華・ライフスペースなどの話題に触れ
自分も 宗教法人化したいと笑わせます。
「足の裏を見て、あなたの足の裏にはこのCDがぴったり とか言ってCDを売る」
なんて笑っちゃいました。
私も自ら千春さんを神と崇めて教祖と信じているので(笑) 納得でしたね。
千春さんに言われたら買うだろうと。 言われなくても買うけどね〜。

「明日のために」 本物の歌唱力。
歌唱力って千春さんの ためにある言葉かも。。。なんてね。
「いい2000年を!」の言葉で、20:30分本編終了。

アンコール一曲目は「夢の旅人」 そして、きました〜「長い夜」
今回のツアーでは初めて聴いたのが 「SWAY」でした。
この曲も一時期よく聴いたけど 最近は久しぶりだったかな〜?
「北風」気になっていた声は調子がよさそうで、安心して 聴いていました。

「雪化粧」ステージに雪が舞い
「ど〜〜〜〜も」が出たので 緞帳も下りたし、21:15分 終わりかな?
って思ったけど いえいえ、再びアンコールに応えて再登場。
また雪が舞うステージで「大空と大地の中で」を熱唱。
今度はほんとに最後でした。
今年はもう見収めと思って、手を死ぬほどふり続けて きました(爆)

仙台・山形・会津若松と過去のコンレポにも書いた
MCは割愛しましたが違ってた部分としては。。。
東北では何度か話題になったのですが「方言」のこと。
北海道と東北の方言は似ているものが多い。
北海道では弟の事を「おんじ」って言うんだけど この辺ではなんて言うんだ?
と問いに会場から「しゃで」 舎弟がナマって変化したと思われますが
山形でも 使うので思わず笑ってしまいました。
千春さんが標準語だと信じて疑わなかったという
「うるかす」も会場ではウケていました。
「よかったぁ、東北までは通じるんだ。
これが水戸へ行くと もうわからない」って言ってました。

東北で12月のコンサートって私の記憶ではここ数年 ありません。
だから、クリスマスソングを聴くのは
初めての経験で行く前から唄ってもらえるといいなぁって
念じながら車を運転した甲斐があって、嬉しかったです。 念願叶いました。

それから、なっちゃんこと夏目さんのソロで、
オフコースの 「さよなら」を唄ってくれました。
小田さんの「さよなら」とは全然違う、千春流の「さよなら」 でした。とてもよかったです。
MCはいつ聞いても引き込まれるし、タイムリーな話題に 触れながら
キチンと自分の主張をするあたり、
千春さんの 賢さをあらためて感じる部分でもあります。
今回の秋のツアーは福島県内を3箇所もまわったわけで
私は飛び飛びの東北のスケジュールに
4回も行く事が 出来とてもラッキーでした。

来年は福島で野外が予定されているという
嬉しいニュースも あり、早くも心は来年に飛んでいます。
今年も一年間、愛をありがとう。夢をありがとう。
勇気とそして希望とたくさんの言葉にできない
いろんなものを与えてくれてありがとう。

バースディコンサートも含めて、ツアーも残り6箇所。
体調に気をつけて、待っているみんなのためにも
ステキな コンサートをお願いします。





1999年11月24日(水) 会津風雅堂


〜曲目〜
1.優しい風 2.ロンリーハート 3.抱きしめたい 4.銀の雨 5.人生の空から
 6.愛という名の旅 7.Champ Never Die
 8.ガリレオ 9.午前3時 10.残照 11.明日のために
アンコール 12.夢の旅人 13.生まれてきてよかった 14.長い夜 15.北風  16.恋 17.幸せ 
アンコール 18.大空と大地の中で


行ってきました、遠い記憶「東北ツアーレポ第3弾!」
今回はプライベートでゴタゴタ続きだったので、
行けない かもしれないと思っていただけに喜びもひとしお。
会津風雅堂は、比較的新しいホールで
千春さんは3年4ヶ月 ぶりに会津に来てくれました。
私自信は、前回会津は行ってないので初めての会館となりました。

外側から見るよりはキャパ的には少ないかなぁなんて
思いながらホールへ入ろうとすると、
入り口でバッタリ チャット仲間fujita青年と会う。
笑ったのが、ここで 発覚するが、米沢から会津に向かう間に
峠を超えなければいけない。
その途中で、前にず〜っと同じ方向を目指して走っている車が いたんだけど、
それがfujita青年だったらしい(笑)
席に着いた頃にはもう開演5分前ぐらいだった。
千春さんに会うのは2ヶ月ぶり。
約10分遅れて、開演のベル。一気にドキドキ感が増してくる。
この、ここちよい緊張感がたまらなく好きだ。
これを感じたくて、ずっと足を運び続けるんだろうと思う。

余談はさておき、オープニングは「優しい風」で元気よく 千春さんが登場。
軽快なリズムを刻み、テンポよく歌い上げる。
ここで挨拶と会津は3年4ヶ月ぶりだった話や
お得意の 地元の地名を挙げて、みんなを喜ばせてくれます。
「ロンリーハート」「抱きしめたい」
会場のみんなに古い歌と新しい歌どちらが好きかを聞きます。
古い歌に拍手をする人が多く、
「お前らは髪の毛のあった頃の 俺が好きなんだべ。
髪の毛のなくなった俺には用はないんだべ」
とイジけ発言ともとれるような、かわいい千春さん。

古い歌から「銀の雨」「人生の空から」 始まった頃から
少し気になっていたけど千春さんの声が ほんの少しわれてました。。
人生の空からの一部分音をはずし 私は「ドキッ・・」
その後は無難に歌いこなしましたが、
それからはずっと声の調子が気がかりでした。
すぐにメンバー紹介に入ります。相変わらず愛情たっぷりに メンバーを紹介。

新しい曲をということで「愛という名の旅」を。
ジャイアント馬場さんの思い出を語ってくれて、
馬場さんの ために作った応援歌「Champ Never Die」を。
馬場さんの前で唄わせてあげたかったなぁ。。。

夏のイベントの話に移ります。サマーピクニックでの出来事。
山本潤子さんを話題にしながら、こうせつ・陽水・拓郎の話を。
陽水のデビューと拓郎のデビューはどちらが早いかと山本さんに 問われ、
千春さんが代わって回答するという一幕があったそう。
陽水のデビューはホリプロからで
「アンドレカンドレ」という 名前でデビューした話は何度か聞いてるけど、
何回聞いても 巧みな話術に笑わせられる。
山本さんのことは、千春流愛情込み込みの毒舌で
「翼をください じゃなくて、若さをくださいだ・・」などなど。。
いや〜、大御所にここまで言っちゃって〜(^^;)と思いながらも
お茶目な千春さんにまた笑ってしまう。
「翼をください」ワンコーラスだけど、山形で唄ってくれた時 よりも
バックのメンバーのハモリが数段レベルアップしてました。
すごく綺麗なハーモニーになっていて、よかったです。

フォークシンガーとして、誇りを持っているという話をして くれたあとに
アルバムタイトル曲である「ガリレオ」を。
恋愛の歌ということで「午前3時」 小さいお子さんがいて、
その子に水商売の説明をしている時の 千春さんは、と〜っても可愛かったです。
ここでもちょっと千春さんの声の調子が気になりました。。
高いキーのところが、すごく辛そうです。。
この曲を歌い終わると、一瞬ステージのそでに引っ込んでしまいます。

「えっ、まだラスト曲じゃないのに・・声が出ないのかしら・・」
かなり心配して見ていると、すぐにステージに戻って来てくれました。
何事もなかったかのように、イソップの寓話の話を。
【アリとキリギリス】【金の斧、銀の斧】で会場を笑いの渦に。
「だ〜いじょうぶなんかなぁ。。」

この頃から、千春さんの声が心配で
どうも集中できなくなって しまいました。
心配を余所に千春さんは【町ネズミと田舎ネズミ】の話から
どんなに贅沢な暮らしをしても、
ピリピリとしていたのでは 心は充実しない。貧しくても、のんびりと自分のペースで
心が豊かな生活をしていくことがいいのではないかと。
そして自分は自分のペースでこれからも唄っていきたいと。「残照」
夏目漱石の【草枕】から冒頭の文
「智に働けば角が立つ。 情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。 とかくに人の世は住みにくい・・・」
を解り易く 噛み砕いて説明してくれる。
あなたもただの人、私もただの人。
貴方の人生は貴方だけのもの。
ただの人なりに人生を充実させて生きていきましょう。
「明日のために」 圧巻のボーカル力でした。
ここで本編終了です。

アンコール一曲目は「夢の旅人」
「生まれてきてよかった」と唄いやっぱりこれでしょう「長い夜」を。
「北風」を唄い始めた頃から、また声の割れが気になりました。
♪ウオ〜オオ〜♪のフレーズは、声が出なかったみたい。。
やはりかなり声の調子が悪そう。。
スタッフの方がドリンク剤を 持ってきます。
銘柄までは読み取れませんでした。
ノドのお薬かなぁ?それを一口飲みます。
「大丈夫??」 しかしそこはプロ、感じさせない様にMCを続けます。

そして、会場からお友達という「ふくもとしんいちさん」を ステージに呼びます。
私は申し訳ないのですが、認識不足で彼の事を知りませんでした。
主に活動の拠点はライブハウスのようですが、
歌唱力がとても 素晴らしいと、千春さんが絶賛し
是非唄ってくれということで 「恋」をふくもとさんが唄います。
千春さんは?というと・・ももちゃんのところに行き、
ギターを 弾いてふくもとさんをバックアップしていました。
千春さんに認められた歌唱力のあるふくもとさん
是非頑張って いただきたいと思いました。
ふくもとさんが、ステージを去り合唱タイムです。

練習のあと「幸せ」を。
そのまま千春さんはステージを去りました。
再びアンコール 雪が舞うステージに千春さん登場。
ラストは「大空と大地の中で」でした。

今回は、仙台・山形と大幅な曲目変更はなかったものの 異色の?
千春さん以外の方の「恋」を聴いたりすることが できました。
都市部でのコンサートでは、交流関係の広さから
いろいろな 芸能人やスポーツ関係の方がステージに上がられるようですが
東北では、まず滅多にお目に掛かれません。
それだけ、千春さんもふくもとさんに期待しているんだと 感じました。

美空ひばりさんの「悲しい酒」をアカペラで
2フレーズぐらい 唄ってくれました。
下田逸郎さんのことを話題に。
下田さんのことをとてもステキな先輩だと言う千春さん。
彼はツアーなどで、偶然会う事があると必ず千春さんに
「じゃあ、お互いにいい旅しようね」と言って別れるそうです。
以前に同じ時間帯ぐらいに場所は違うけど、
「踊り子」を 唄おうって約束して唄った話や、
下田さんが千春さんの事を 「スーパースター」と呼ぶことや、突然TELしてきて
「スーパースター明日エジプトに行かない?」
というような 想像もつかないことを言い出す下田さんのことを、いろいろ 話してくれました。
そして今、CMで流れているあの曲
「セクシイ」を千春流に唄ってくれました。

お年寄りは国の宝、だけど家族の邪魔者・・
などの毒舌ぶりは 相変わらずで、
なおかつ時代の流れはしっかりMCにも 生かされていて
今渦中の「ライフステージ」の「定説」や 「血液がない」とか、
ツボを押さえつつ笑いを誘います。
今日、最大私が気になったのはやはり千春さんの声の調子。
今までにも声が割れた状態は何度か聴いたことがあるけど
今日はとても辛そうだったので、ちょっと心配です。

ツアーも終盤にさしかかり、疲れも出ていることでしょう。
勿論、千春さんは持てる限りの力で精一杯唄ってくれました。
それが余計に痛々しく思えて仕方ありませんでした。。
どうか一晩ゆっくりやすんで、喉をいたわってあげて欲しいと。。

それともう1つ、音響が時々ハウリングを起こしたこと。
今回私の席が、4列目のスピーカーの目の前という場所柄 からだったのか、
その辺は詳しくないのでよくわからないのですが
強烈にハウリングした時がありました。
あれは千春さんの 歌声を殺してしまいます。
それがちょっと残念でした。

2ヶ月ぶりに東北に戻ってきてくれた千春さん。
ツアー続きで疲労も蓄積しているでしょうね。
どうかお身体に気をつけて、地方の美味しいものをいっぱい 食べて
元気で残りのツアー、会場に足を運ぶ人達のために 夢を与えてあげてください。
今日も千春教の信者となって、教えを聴いてまいりました(笑)
そして、元気をいっぱいもらってきました。

ありがとう。また会える時まで。私も元気で頑張ります。
 ※というわけで一応レポなるものを書いたのですが、途中から
千春さんの声の状態が気になりはじめ、よく覚えていません。
メモもとっていないので、記憶のみの怪しいレポです(笑)
記憶違いなどありましたら、ご容赦を。





1999年9月29日(水) 会場:山形県民会館


〜曲目〜
1.優しい風 2.生まれてきてよかった 3.抱きしめたい 4.銀の雨 5.人生の空から 
6.愛という名の旅 7.Champ Never Die 
8.ガリレオ 9.午前3時 10.残照 11.明日のために
アンコール 12.夢の旅人 13.ロンリーハート 14.恋(ワンコーラス) 15.長い夜 
アンコール 16.北風 17.幸せ  18.雪化粧


夏の恵比寿に行けなかった鬱憤晴らし第2弾!
一年ぶりの山形県民会館に行ってきました。
今日の山形は絶好の秋晴れ。
去年の秋、すごく寒かった ことを思い出しましたが、今日は開場も実にスムーズ。
会場に入る前に、常連のお友達とバッタリ。
しばし 仙台でのコンサートの話に盛りあがります。
そこに又 お友達が現れ、雑談した後会場へ入りました。
会場に入るとすぐに、チャット仲間のfujita青年と バッタリ!
すでに、街中をうろうろしている所を見られて いたらしく(^^;)
ちょっと恥ずかしかった(笑)

平日なのに会場は立見の方もい〜っぱいで、
狭い会場が すでにヒートアップ状態。
約10分遅れで開演。緞帳が上がり「優しい風」で 千春さん軽快に登場!

まったく余談ですが。。この会館は、築何年ぐらいなのか
かなり古くおまけにステージが狭い事で有名です(笑)
私はいつも、千春さんやバックのメンバーに申し訳なく 思っています(;;)
だって。。ほんとに狭い〜
幕が開いて、痛切に感じます。窮屈そう(^^;)
6列目の、なっちゃん(夏目さん)寄りだったのですが
千春さんもはっきり視界に捕らえる事が出来、なっちゃんもすごく近く感じ
狭いステージならではという 嬉しさはあるんだけどね〜。
う〜ん。。狭くてごめんね。
でも、私はすごく近くに感じられて嬉しかった。

山形は一年ぶり。
いつも感心する事の一つに、千春さんは よく県内の地名をご存知です。
いわゆる予習をしてこられて いるのだとは思いますが、
地元の地名が次々出てくるのは 地元の人間にはとってもうれしい事です。
「生まれてきてよかった」 「抱きしめたい」 仙台と同じく会場のみんなに
新しい曲と古い曲のどちらが 好きかを尋ねます。
古い曲に拍手する人が圧倒的に多く、 懐かしいナンバーです。
(新しい歌もとってもステキなのにね)

「銀の雨」「人生の空から」
メンバー紹介では、新加入のかとうみのるさんにスポットが 当たります。
苗字のかとうから、山形の国会議員加藤紘一 さんの名前を出しました。
政治の話題は少なくサラッと 流しました。
「愛という名の旅」 ジャイアント馬場さんのお話。
そして彼への応援歌の つもりだった曲
馬場さんがこの曲で入場してくれたら ほんとに最高だったと思います。。。
残念ながら、それは実現することなく捧げる歌になって しまいましたが・・・
「Champ Never Die」
力強くて、馬場さんにぴったりの曲だったのにね。。。

夏のイベント、サマーピクニックの話題。 山本潤子さんの話しを。
そして、なんと今日バックの メンバーと練習したという
「翼をください」をワンコーラス。
可笑しかったのは、吉永さん!
サビの♪この大空に翼を広げ・・・ゆきたいよ〜♪の、
よ〜 の部分をコーラスすることに打ち合わせしていたんですが
千春さんは吉永さんが可愛いのか、からかってばっかりで
その「よ〜」の部分を「ね〜」って俺が唄ったらどうした だろうとか、
あの一瞬のために今か今かと待ってるんだろうと 思うと、可笑しくて可笑しくて。
とひたすらからかいます。勿論、愛情た〜っぷりにね。

千春さんの「翼をください」は
もう全く別の曲じゃないかと 思えるほど
千春流に唄いこなしていました。
誇りを持ったフォークシンガーとしての唄、そして
今回のアルバムタイトルでもある「ガリレオ」を。
この曲の背景を語ってくれるんですが、
登場する女性は 水商売かお湯商売、これで会場がうけまくり(笑)
「午前3時」
寓話について。教訓を託して語られるイソップのお話ですが
山形では【アリとキリギリス】と【金の斧と銀の斧】 で
会場を爆笑の渦にしてくれました。
【街ネズミと田舎ネズミ】のお話を。これは真面目なお話。
「ゆとりを持って生きてゆきたい」でまとめて 「残照」

実はここでちょっとしたアクシデント。
と言っても曲が始まっていたので千春さんは全然 気がついていなかったけど
頭上の照明のカラーフィルム?のようなものが(ブルーだったと思う)
丁度モモちゃん (丸山さん)の目の前にぱらっと落ちたのです。
モモちゃん一瞬ビックリするも、
すぐに何事も 無かったの様に演奏を続けていました。
フィルムでよかったね〜(ほっ)

そして本編ラスト曲「明日のために」
千春さんお得意のメッセージ色の濃い曲で本編終了。
一部・二部のインターバルがなく、ちょっと 面食らう人がいたような気がします。
ここで、トイレに立つ人がやっぱり多かったです(笑)
手拍子と千春コールが鳴り止まぬ中、アンコール。

「夢の旅人」で登場!
私は、地元のコンサートのアンコール時はいつもドキドキ する。
観客のノリが様々だから。。 「どうかみんなスタンディングを〜!」
祈るような気持ちで 立ちあがると、今日のみんなは気持ちが一緒でした。
よかったぁ。千春さんも調子がよさそうです。
「LONELY HEART」で飛ばします。
そして、山形ではもう必ずと言っていいほど唄ってくれる 「恋」をワンコーラス。
続いて「長い夜」で会場のボルテージは最高潮に。

一旦緞帳が下りますが、ここで終わらせるわけにはいきません。
再びアンコールの拍手と千春コール。
私も席が近かった事もあって
久々に「ちはる〜〜〜」って 叫んじゃいました(笑)

再び千春さん登場! 「北風」 そしてお約束の合唱タイム。
「幸せ」のサビの部分を練習します。
今迄のツアーで 5本の指に入る出来だと褒め、実はまだ4本目だと笑いを。
雪が舞うステージでラストソングは「雪化粧」でした。 終演21:10。

とっても満足できる綺麗な終り方でした。
エンジンかかってきてるなぁ、調子があがってきてるなぁ。
今日のMCで印象に残ったのは、野球の話題が出た時に サッカーって言葉が出て、
そういえば山形にもJ2のチームが あるだろうって、モンテディオ山形の事を!
私、一人で拍手してました(笑)
それから、方言の話は笑えました。
東北が語源になっている 言葉が北海道に流れているので、
共通の方言がいっぱいあってなんだか千春さんを身近に感じました。
うけたのは「うるかす」これは訳すと「浸す」のようなニュアンス なんですが、
千春さんはず〜っと標準語だと思っていたそうです。
会場のみんなに「お前ら、わかるべ」って聞いた後
なっちゃんに 「お前らはわからんべ?」なっちゃん、頷く。
いも煮会の話題も。ほんとによくご存知です、千春さん。

そうそう、会場の後ろの方からの
「愛してる〜」とか 「ステキ〜」とかの声援に千春さんは反応して、
ピンスポを消させて後ろが見えるように照明さんに指示、
そして「今言った奴もう一度言ってみい」って。
会場では数人の女性が声をかけましたが、
その千春さんの リアクションを見たなっちゃんが
かなり大うけキーボードに倒れこみ、爆笑してました(笑)
なんで〜?なんでそんなに可笑しかったの?なっちゃん。

介護保険の話は、仙台でも聞いたのですが
私はお腹が痛くなるぐらい笑わせていただきました。
昔はプライベート、特に奥様や娘さんの話は
あんまり しなかった千春さんですが最近はよく聞けるように なりました。
その奥様ネタがこの介護のお話で。。。
高いキーで、唄っている時に、そのまま倒れて
介護が 必要な身体になったとしたら、
奥さんに面倒見て もらわなければいけない。
でも、今の自分の生活を省みると意地悪をされるような 気がするって(笑)
千春さん、ちゃんとお家に帰ってあげてね。
月菜ちゃんに「お父さん、今日は泊まっていくの?」
なんて 言われないようにね(笑)

漱石の「草枕」からいろんな事を私達にメッセージして くれました。
いつもながら、さすがの説得力です。
千春さんが右って言ったら、みんな一斉に右向くだろう
と 思うぐらい、引きこまれます。
その他にも、さださんの「人食い花」話・交友話・お母さん の話・
花巻温泉で整体してもらった話(これ、爆笑) etc。。。

もひとつオマケは、最前列に座っていた男性が
タオルと薔薇の 花をGETされたのですが、
今日は妊婦さんもいらっしゃって その方には、大きいビーチタオルをプレゼント。
そして、千春さん髪の毛の話題の時にマトにした男性にも
BIGサイズのTシャツをプレゼント!
ほんとにご機嫌よろしかったみたい(^^)
今回は、6列目でしたが山形は
ステージと客席がそれほど 離れていないせいもあって、
千春さんの伸ばしているヒゲも
(ガリレオのジャケット写真より、ちょっとないぐらいかなぁ?) 見えたし、
スキンヘッドに光る汗も肉眼でとらえられました。
その為、MEMO取る余裕はなく
記憶のみのコンレポに なってしまいましたので、
もしかしたら多少のくい違いがある かもしれません。
その辺は大目に見てくださいね。
遠い記憶コンレポ第2弾は終了です(笑)
これからまた元気にツアーを続けて、11月に東北に 戻ってきてくれるのを
楽しみに待っています。 第3弾、乞うご期待(笑)




1999年9月27日(月) 会場:仙台サンプラザホール


〜曲目〜
1.優しい風 2.生まれてきてよかった 3.抱きしめたい 4.時のいたずら 
5.人生の空から 6.愛という名の旅 7.Champ Never Die 
8.ガリレオ 9.午前3時 10.残照 11.明日のために
アンコール 12.ロンリーハート 13.DON DON 14.夢の旅人 15.幸せ 16.君を忘れない
アンコール 17.大空と大地の中で


夏の恵比寿に行けなかった鬱憤晴らしをしようとしている
私の第1弾が仙台サンプラザホールの二日目でした。
仙台では、ほんとに久しぶりのサンプラザホール。
円形の作りになっているので、2階・3階でもステージは
見易いホールでありお洒落な雰囲気がある。
私は1階のステージからかなり左寄りのRブロックでした。

時間ギリギリに会場入りし、
ゆーきひさん・fujita青年 とほんの少しお話すると
すぐに開演ブザーが鳴った。
今回は東北がツアースタートということもあり、
どんな曲を 唄ってくれるかどんな編成になっているのか、
そして 千春さんは、相変わらず元気なのか。。。
第一声を聴くまでは、いつものことだが不安がよぎる一瞬。。

緞帳の無いサンプラザの為、千春さん元気に黒のスーツで登場!
「優しい風」を唄い上げる。うん、うん。
ツアースタート三日目にしてはなかなかの声。
よかったぁ。MCは、もう最初から絶好調!飛ばす、飛ばす。

「生まれてきてよかった」 「抱きしめたい」
 これこれ、だ〜い好きな曲で私は久々に 聴いた。
ひところとても気に入って唄っていたように思うが
最近はずいぶん聴いていなかったので、嬉しかった。
ここで会場のみんなに、
新しい曲と古い曲のどちらが好きかを 問う千春さん。
会場はやはりというか、いつもの如くというか 古い曲に拍手する人が多く
懐かしい唄に突入します。
「時のいたずら」「人生の空から」
メンバー紹介に入りますが、今回は芝草さんに代わり、
かとう さんが入ったので男子7名という構成になったとのこと。

最近、ツアースタッフに反省文を書いてもらっているらしく
特に面白かったステージスタッフのクボさんの反省文を
読み上げてくださったですが、これがまた面白かった(笑)
前日のサンプラザもクボさんの反省文だったらしい。
だって、コンサートの反省とは全く無関係の文章が
延々と 綴られていたんですもの(笑)

「愛という名の旅」 ジャイアント馬場さんの思いでを語った後に
彼に対する 応援歌を作ったという「Champ Never Die」
馬場さんをイメージしたスケールの大きな曲です。
コンサートで聴くとまたより迫力のあるものへと変化して いるように思いました。
夏のイベント、サマーピクニックの話題でしばし毒舌タイム。

私はいつも、千春さんのこの「キライ」発言は
好きの裏返し だって思ってる。
だってキライキライって言ってる人達の ことを、
ほんとはよ〜く知っている(くすっ)
イベントは千春さん自身、きっと楽しかったのだろう。
神田川・翼をください・22歳の別れをほんのワンフレーズ。
いつも感じるけど、千春さんのアカペラは絶品!
歌唱力なんて言葉は陳腐に思えてしまうほど
そういうものを 超越しているような気がする。

いつも千春さんが口にする、誇りを持ったフォークシンガー としての唄、
そして、今回のアルバムタイトルでもある 「ガリレオ」を。
「午前3時」これはよくコンサートで唄ってくれる。
お馴染みのナンバーです。千春さんお気に入りなのかなぁ?
寓話について。イソップのお話を。
【うさぎとかめ】【アリとキリギリス】で笑いをとり、
【街ネズミと田舎ネズミ】のお話を。
ここから「残照」へと流れを持っていきます。

本編ラスト曲「明日のために」
千春さんのハイトーンが冴えます。さすがの声量!
ん?そうです、ここで気づかれたでしょうか。
今回は、一部・二部のインターバルがありませんでした。
衣装替えも無しの、一部制。
最近では当然のように思っていた一部・二部制だったので
ちょっと戸惑い、トイレタイムを失う人が続出(爆)
本編が終了してダッシュした人が多かったのは言うまでも ありません
(笑)あ、失礼!

そしてアンコール 「ロンリーハート」でほぼ総立ちとなる。
「前日は、こんなに立っていなかった」と友人が一言。
「DON DON」 「夢の旅人」
ここでお約束の合唱タイムです。
「幸せ」のサビの部分を練習します。
今迄のツアーで3本の指に 入る出来だと褒め、
実はまだ3本目だと笑わせます。
そして、しっとりと「君を忘れない」を熱唱。
千春さんステージを去り、バックのメンバーも去ります。
しかし、アンコールの拍手に再登場。

雪が舞うステージで「大空と大地の中で」を唄い
お決まりの「ど〜〜〜〜〜〜も」でステージを後にしました。
相変わらず、MCは止まるところを知らず(爆)
ダリのお話から、夏目漱石の「草枕」のお話。
TUBEの前田さんのお話や、
ダイエーの王監督にTELで 「おめでとう」と言った事や、
ベイスターズの権藤監督に これからの横浜がセリーグのカギを握っている
というような半ばホントにもとれるような
JOKEを交えながら 交友関係の広さも語ってくれました。

今回の千春さんの教えはこれです!
「幸せでも不幸せでも、どうか元気でいてください」
いろんな受け取り方があるかもしれないけど、
確かに元気で 生きてたら、きっといつかは会えるし、
きっと今は不幸でも 幸せになれるかもしれないものね。

そんなふうに私なりにメッセージをしっかり受けとめて 帰路につきました。
愛と夢と勇気と希望と、言葉には出来ないいろいろな感動を ありがとう。